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龍と玉の夢

夕刻から雨が降りはじめ、肌寒い季節が増え、あの地獄かと思える暑さは何処へやらの夜。

宇宙から見れば私たちの命の時間を「瞬きの瞬間」ほどのことらしい、満月の昨夜は「泥から玉を衝き上げ天へ昇る龍」大きく変化するときに観る夢、過去二回ありましたが….

この度の龍は過去とは違う、泥と龍の瞳から大粒の涙が溢れていた。

マントラ宝珠を手にされた方、あるいは今お持ちの方はよくご覧ください、そこに「命」と「慧」の文字が刻まれた金のプレートがあります。

龍が持つ「玉(ぎょく)」には諸説ありますが、玉の中に「火」と「水」が入っており、そのバランスを崩さず持てるものが龍であると。

81枚の鱗に覆われ、顎の下に収まっている玉、これを取ろうとすれば逆鱗に触れるといわれ暴れるそうです。

池や沼地に棲むいい伝えもあり、水に関するところや地震の頻発するところに見受けられる龍に関する地名、マントラ宝珠に込めたメッセージ「果てしない宇宙に生かされる命の主、それはあなた自身である」と。

ひとたび火と水のバランスが崩れれば人の命など一瞬にして消え去る、龍を操れる人間が王となれる、龍は強いものを集めた架空の聖獣とされ表現されて来ました。

ちょっと面白い話が東洋に展開される龍は「鰐」、西洋のドラゴンは「蛇」という説もあり、実に面白い。

地球は「火」と「水」の宇宙から見れば「玉」そのものかもしれませんね。

このバランスが崩れると、人は「ケモノ」になるそうで社会が崩れるもとであると囁かれております、地震や洪水などの災害時に出没する「ケモノ」近頃、自分さえよければという檻の壁を立てる「ケモノ」が増えてきたようです。

何もされないよう守る檻だったはずが、何もできない檻の中と気づくのはいつなのだろうか。。。

まぁ、まぁ、さて置いて

夢の続きで気掛かりがあります、それは「泥」と「龍涙」のキーワード、バランスを調えるための祈りが薄れ親が子を子が親を殺傷する事件が多く、自死も増加傾向にある。

本年、薬師如来をお祀りさせていただき、胸騒ぎというか行かなければならない縁なのでしょうか、急にブータンへと出国することになりました。

何故、今なのか…

ブータン国の国旗に描かれた龍、玉を四つ、黄色とオレンジ…

話はトントン拍子に進み、その先に何があるのだろう、観光気分など微塵にも感じない、ただ日本人が忘れたシンプルな祈りを感じて来いという霊示かもしれません。

たかだか150年にも満たない人の命、大金持ちが山ほど大金を積んでも買えない、山ほどの健康サプリを飲んでも、貧乏だからと嘆くこともない、幸せも不幸もあなたの持つ「玉」の中にあり、気づかせてくれる祈り….

泥の中から咲く「蓮」、いつまでも変化のない苦悩のなかより別れを告げ、求める人々のところへ行けということか、何れにせよ大きな変化の予兆を感じる昨今。

「龍涙」が気になります、積善を忘れるべからず、悪意・悪業ほど自分に返りますのでお気をつけくださいませ。

雨降り前でしたので、新しい木を二本植樹と草刈り、いい日でした。

 

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  • コメント ( 4 )

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  1. はなちゃんママ

    長旅、気をつけて、いってらっしゃいませ。

    • wakei

      はなちゃんママさん こんにちは!!はい、龍の国へ行ってまいります。ありがとうございます。

  2. 明日があるさ

    ご住職様、こんばんは。「龍涙」ということは、かなり大きめの良くないことや悲しいことが起きると解釈するべきなのでしょうか。また、この場合は全ての人に大きな変化が起こるということなのでしょうか。私も積善をこれからも忘れずに続けていこうと思います。

    • wakei

      明日があるささん  おはようございます。 「龍涙」の解釈は人それぞれ、人は嬉しいとき・悲しいとき・苦しいとき・感動したときにも涙を流します、時には忍耐・激怒の場合も流す人ももおります。真の優しさに触れたときの涙もあります。近頃の人は無表情で泣くことが少なくなった気がします、子供もの泣きじゃくる姿も見えなくなりました…

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