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和製ハロウィン

よく分からないハロウィン、カボチャ祭りかと思いきゃ…

成仏してない悪い霊へ、丸いものを供え供養?

子供にお菓子を渡す。。。

大人が街中で暴れるのは「悪い霊」が取り憑いているの?

悪い霊に取り憑かれた大人が集まる地域、警察官も凄い人数が出て犯罪を未然に防ぐために大変なご苦労、投入される税も多いのでしょうね。

機会があればルーツや意味を調べてみるのも一考かな。

そういえば、故郷にも似たような行事がありました。

夏休みに入り、お盆が近づくころの夕方、提灯を持って集まり小学高学年の子供が小さい子達の提灯に火を灯し、みんな手を繋ぎ「だせ〜だせ〜、ローソクだせ〜出さないとかっちゃくぞ♪」続きは忘れてしまった(笑

各家では、お菓子やローソク(ご先祖様へ供える)お小遣いを貰い、年上の子が平等に分けていました。

普段はガキ大将の子も、もっと欲しいと泣く子をなだめ、自分の分を足してあげる。。。

小学生までの参加行事、中学になればその道中を見守る方へ回り、徐々に責任ある大人の階段を自覚していくよい行事でした。

盆踊り会場では大人が工夫を凝らした仮装した姿で踊り、ご先祖さまが楽しんでくださるよう、地域の方々も力を合わせていました。

墨で黒く塗り、稲わらを腰蓑にして当時流行の「ダッコちゃん」風、案山子やツィッギーのように男性が女装、おかめもひょっとこもいた楽しい盆踊り。

歌自慢・太鼓自慢・力自慢など満面の笑顔で喜ぶ大人がいました、爺ちゃんも婆ちゃんも笑っていた。

六歳の頃、私も提灯を持って近所の病気療養中だった家に行き、みんなでその家のご先祖様へち〜ん♪

布団で寝ていた爺ちゃんの枕元を囲み、震える手で飴玉をひとつ渡してくれました、歯が抜けた爺ちゃんがニッコリ笑ってくれ、シワシワの両手でギュッと握りしめてくれた、あん時の爺ちゃんの目がとても綺麗で自分もあんな綺麗な目をして死んでいきたいと今も思います。

六十年も前の行事、大きい子が小さい子を守り、年代別にそれぞれ役割があり、それを行える自分に誇りが持てた古き良き時代….

あのかぼちゃは食べるのかしらと思いつつ、明日の午後からブータンのお寺へ向けての旅支度、テラの写真もお友達のお名前も書いてブータンへ!!

標高3700mの空気は格別かもしれませんね。

明日は1日読経会、乾燥が激しい季節、湿度を上げて風邪予防をしてくださいませ。

今日もいい日やった

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