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本堂屋根塗装

傷んだ屋根の錆止めと塗装を雨空の晴れ間に進められております。

皆様のご本尊様をお守りすべく「喜捨」により、年内の工事が難しいと思っていましたところ、一日の数時間づつでもよければと言ってくださり、あと少し!!

風により傷んだ柱も間に合いそうな気配、これも皆様方のお力添えの賜物と感謝申し上げます。

寺内一同、年末年始に向けての法要並びに調えを万端へと頑張っております、ご安心くださいませ。

結び歳神様

歳神様は年越しの除夜の鐘が108回目が撞きおえた瞬間、依り代の門松を目印に降臨され「明けましておめでとうございます」と挨拶をいたします。

歳神様をお迎えするにあたり「御節」を重箱に詰め、一番下の重箱は空にして重ねます。

御節は歳神様をお迎えするご馳走であり、歳神様を中心に家族が集まり共に食する、お正月のお箸をよく見れば両端が細く丸くなっていると思います。

歳神様と一緒に食べるところから祝い箸の形が普段と違っていますね。

豪華にすればよいことが…という訳ではありません、おもてなしの心を込め本年収穫された新物にてつくります。

今年の歳神様が回座する方角が「北東」先に記しましたように、恐れられる鬼門のひとつ生鬼門にあたり、生きながらして多難と遭遇する年とも、歳神様を迎え大難を少難、無難へと導くのはあなた自身の実践が第一歩。

何もせず、無理して信ずることをしなくてもいいのです、それはそれなりですから。

歳神様の滞在期間は人日の節句前日6日の夕方までおられます、お帰りになるときに家族から聞いた話などをもとに空の重箱へ、家の一年間のしあわせを詰めて帰られる。

そして翌日は、五節句の人日となり、歳神様へのおもてなしをされ疲れた身体を労わる「七草粥」を頂戴する訳です。

さらに8日は初薬師ご縁日、心に迷いや悩みに効くとされる薬が入った薬壺から、ご参拝者へご利益をくださいます。

また、来たる年の干支は亥、猪突猛進という言葉が目立ちます、しかし、亥は摩利支天の使者とされ疾風の如く災難を避ける。

災難から早く避ける、そして亥には火難除けのパワーを秘めていることから、猪目の亥張り子を玄関入り口付近へ置かれるのです。

張り子は軽いことから身軽に災難から逃げられるとも聞きます、可愛らしさや厳しい猪もよいかもしれませんが当寺の役員がご本尊様のご加護をいただき、意味合いを承知しその願いを叶えようと慣れない手つきですが、いずれも二つと無い「ザ・イノちゃん」です。

後悔する前に縁起のひとつでも担いでみませんか?

門松を立てる場所がない…諦めないでください!!お寺の「奉納竹」へお名前をお書きし、歳神様の依り代とすることができます。

ご利益があるかないかよりも、やってみなければ分かりませんね。

二、三日後に「ザ・イノちゃん」の全貌を掲載してくださるそうです、どうぞお楽しみ。

今夜はもう少し冷え込むようです、暖かくしてお休みくださいませ。

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