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お仏供袋

昔、祖母が手ぬぐいや布の端きれを使い大・中・小など、時間と布があれば袋を縫っていました。

13日はテラの三回忌、8枚の布に底をつけ蓮台をイメージ、裏地もしっかり縫い付けます。

真ん中の白いところへ〇〇家と書き、お寺の御本尊様へ供えます。

お正月には「お仏供銭(おぶくせん)」春彼岸「お仏供餅(おぶくもち)あるいはお仏供豆(おぶくまめ)」、お盆の頃「お仏供煎(おぶくせん)」秋には新米「お仏供米(おぶくまい)」などといい、お寺が遠くでも毎日自宅で手を合わせる都度袋へお賽銭を入れ、年末かお正月までにお守りいただいた感謝を込めお寺へ届けていました。

この袋はご加護をいただいている感謝の意、ですから真ん中だけ白地にして納めた家の名前を書きます。

中身が多いときもあれば少ないときもあり、多少にかかわらず紐もで調整できるように縫収める、次回お参りされたとき御本尊様の横に当家の名前の空袋を持ち帰る、お坊さんはありがとうではなく「ご苦労様」と声をかけます。

テラをお守りくださっている御本尊様、お地蔵様、お薬師様、妙見菩薩様へ供えさせていただきます。

間に合ってよかった!!

そのようなことをたくさん教えてくれた祖父母や両親へ感謝です、これは宗派に関わらずできる感謝の心、するかしないかは別として伝えていきたいひとつ。

今日もいい日やった

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