カスパリー母さん
五日の夜
ハス植え替えを十日に控え、天候や諸事により千々と進まぬ蓮池手掘り。。。
夜間ライトをつけ安全上気掛かりだった箇所、応急処置じゃなく少なくとも二・三十年先を見据えての作業。
マメの上にマメができた!!
流石の若いお兄さん、足元がガクガク平らなところでオットット転びそうでセーフ♪
本堂横のうてなへ目をやれば、ドッドッド…お腹に響くバイク音、革ジャンの懐へ小さなわんこ、いつもの優しい笑顔。。。
バイクの後ろに誰かいる!
やせ細り白髪の女性が乗っている、何処かで見覚えのあるお顔、やつれたお顔がみるみる内にお会いしたお顔に変わり「カスパリー母さん!!」だと分かりました。
生前よりご一家が真伝さんへ集まろうねと約束され、魂の拠り所「約束のうてな」へお名前を記されておられました。
約束通りお帰りになられたのですね、業厄払いでお忙しいでしょうからと、いつものお気遣いも変わらずです。
娘さんより電話をいただき「母が旅に出ました、真伝さんへ行かれると思います。よろしくお願いします」とのこと。
カスパリー母さんは穏やかで気遣いの溢れる方、心残りがあるとすれば「みなさんのように内陣へお厨子とお位牌を置かせていただきたい」と願っておられていたことです。
雨上がりの穏やかな空
カスパリー母さん、娘さんのことはご心配されませんよう、あなたの娘さんですからきっと皆さん仲良く暮らされるでしょう。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。