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選択肢

極楽と地獄のはじまりは、あの世ではなくこの世の只今です。

一本の電話が入ってきた

先に四十九日の法要を受け付けてください、近頃はそういう問い合わせが増えました。

見ず知らずの人々を殺傷、或いは災難に遭う、夫婦や親子・親族・兄弟の血を分け合った間柄なのに、世俗全体が人で無しへと向かいつつある、人ごとではないです。

人に生まれるチャンスは、宇宙の中から芥子の実を探すより難しいこと、なぜ人に生まれたのだろう。

生まれの良し悪しは自分のせいではない、しかし、性格の良し悪しは自分の責任、マントラで伝えたいことを要約すれば各々に持って生まれた魂(命)を運ぶ方法を考えてみようなのです。

方法が見つかっても、実践しなければ知らなかったより悪いのかもしれません。

誰から見ても目に見える行動ではなく、人の心の奥底は自分自身も気がついていない素晴らしいもの、或いは鬼のような部分を持っています。

目に見えない心の思いが、日々良くも悪くも魂に書き込まれ、人は騙せてもたった一人騙せない、誤魔化しようのない自分が居ます、それこそが地獄と極楽の分かれ道。

生きている間に気づき、自らが仏である諡を授かり、法を実践する。

自分のことだけよければ、利己的な考えであれば望んだように孤独な環境が与えられる、孤独はつまらないと悟り、分け与える生活の中で感謝される。

思うようにいかない、自分ばかり損だ、怒りや誹謗中傷の自暴自棄となれば言わずと知れたこと、行き先が観えてくる。

昨今の水不足や洪水も、過去において繰り返されてきたこと、善知識者達により治水されてきたものですが、それはそれはしんどいこと力を合わせなければ叶うまい。

昔は良かったではなく、今も良いのですが実践する者が減少しているだけに過ぎないと思うのです。

本日、いただいたお手紙の中にありました、雪不足は便利でありがたいけれど、水不足に繋がり作物の不作へとつながります。

神仏が済む山の整備がなされなければ御加護も保水力も衰える、昔も大雨が降ったけれど山に神仏が居られ力があり人を守ってくれていました。

山の神を捨て、先祖を捨て、神も仏もないなどと口が腐っても言えません、孫子に楽させ苦を残す、今からでも遅くはない筈。

泥の中のままでいるか、そこから芽を出し花を咲かせるか、あなた次第です。

 

 

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