秋彼岸お中日
早朝のこと、五十半ば過ぎの婦人が「我が家のお彼岸には、いつも祖母が、ぼう団子を作ってくれ美味しかったわ」
微笑む幽玄の旅人と、その当時の映像が見えてきた。
作り方なども同時に見え、秋彼岸のお供えとして再現してみることにしました。
再現といっても、見たこともないものを作るのですから、曖昧なところがありながらも、事務方に話し手伝ってもらいできあがりました。
「熱々のできたてが美味しいの」
幽玄の旅人は九州出身とのこと「ぼう団子」を調べてみたが、ネット検索には上がらず、どうやらその家独自の作り方らしい。
子供目線から見ると簡単なおやつのようでしたが、手慣れた作業に見えたもののなかなか難しい。
皮の薄さが味の決めて、味見をしてみると確かに薄さにコツが要る、味は上々。
「ぼう団子」とは、棒状に包むこと、できたてが確かに仰るとおり、口当たりがよく優しい味がしました。
幽玄の旅人へ供え、ひとつ知恵をいただいた秋彼岸お中日でした。
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