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共に生きる寺

たくさんの被災者と共に生きてきた、そしてこれからも変わりなく。

檀家さんがいない、納骨堂も墓地もない、お釈迦様の時代のような心の拠り所の寺です。

また、これまで宮城沖地震の復興に関わり、それから中越・奥尻・阪神大震災・東日本大震災・熊本地震、各地での洪水や台風などで被災された地域へ、できるだけの後方支援を実施してきました。

宗教法人といえば勧誘目的と疑われ偏見にも合い、前田和慧というだけで売名行為とも中傷されてきました。

しかし、諦めずできることを力を合わせ、今日も続けられることは信徒の皆様方の「仏」を信じるお力添えがあってのこと。

この度のコロナウィルスは世界を揺るがす疫病となり、今まさに渦中にあります。

お金があっても物がない、終戦直後の人々が力を合わせ築いてきた日本、物に恵まれた時代をつくると同時に工夫が薄れ、人間関係も希薄になってきました。

テレビ出演を辞めてから30年近く、若い人達は私の名前すら覚えていないでしょう。

ただ、共に生きる時代の人々へ寄り添える僧侶としての生き方を実践、常に寺を思い布施してくれる品々や浄財を少しずつ取り置き備蓄、山寺の倉庫が空になっても、僅か二、三日或いは一人分かも知れない、中身よりも送料が….

どういう基準で、どの地域を優先など考える暇無く、見返りを期待せずの「護慈」の方々は和慧と共に幾たびも支援をしてくださり、継続していてくれる篤心の方々を中心に、尸羅メンバー、和慧プロジェクト、約束のうてなのご家族へと広げていく所存です。

少しでも多くの方へと「真伝セット」を荷造りしております、マスクの二、三枚かもしれませんが仏様と同様、誰かが何処かで見ていてくれる安心を届けられるよう頑張っています。

被災された方々が次の支援者へ、そうして続けられている真伝セット、後方支援しかできませんが、皆んなで我利我利を捨て「自利利他」の実践を頑張ろうじゃありませんか。

さて、これから事務方と第三陣の荷造り、みんなの笑顔が原動力!!

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