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予防一番

僅かな備蓄と私財を投入する私へ、何故そこまでするのかと質問がありました。

まだ、まだ、第6陣7陣と続けていく予定です、それが私の尼僧としての生き方、そして賛同してくれる仲間からの声があがり、心強く前進。

パンデミックとなった新型コロナウィルス、マントラと全く無関係ではなく、大きく歴史が変わる、混沌とした本年。

1720年ペスト

1820年コレラ

1920年スペイン風邪 このとき39万人の日本人が死亡しています。

2020年新型コロナウィルス

パンデミックとなった現在、どれだけの尊い命が失われるのだろうと….

9の翌年は0、そして不思議と二桁目が2、ここに大きなヒントが隠されており、厳密に言えばその前後の2、3年前にあたかも切り替えるチャンスがあると思うのです。

平和の落とし穴のように、おおよそ100年くらいで疫病と災害が入り混じる。

エンデミックからエピデミック、そしてパンデミックへ到達する、私は専門家ではないので詳細は書きません。

しかし、各宗派の開祖あるいは諸先輩の僧侶たちの歴史を辿ると「疫病」の人々の中に率先し人々と病や飢饉へ立ち向かっておる僧侶がいました。

五明(声明・因明・内明・医方明・巧明)が備わる僧侶がたくさんおられたのです、現代は資格制度が優先され、活動が葬式に偏っているのではと思うこの頃。

学生の頃、外科医を目指していた時代もあり、その中で日本人の素晴らしさと研究・探究へ情熱を注がれた博士や先生方を知る機会でもありました。

パンデミックは人類にとって最大の脅威です、これを防ぐという強固な意思を人類全体が共有することが尊い命を守る方法でもあるのです。

伝染病研究では北里柴三郎博士の功績、そして数々の優秀な弟子達を輩出されました。

ペスト菌の発見、破傷風・ジフテリアなど血清治療方法の確立、何よりも伝染病予防医学への熱い思いがとても心に残っています。

数々の震災や洪水、台風などの被災において、医師の資格のない私ができることはないだろうか、僧侶の道へ縁があったのも宗派にとらわれず先人達の志を追いかけて行きなさいということかもしれません。

春彼岸を自粛といいますか、参拝者方々の道中安全・安心を鑑み、各地域からお祈りしていただき寺内一同、おあづかりしました御先祖様はじめ愛おしい方々、動物達への御回向を懇ろにさせていただく事としました、どうぞご安心くださいませ。

このコロナウイルスを早期終息へ導くのには、官民合わせての予防が第一と考え、数枚のマスクでは心許ないことは存じております。

しかしながら、気づいて欲しい仏様は見守っていてくださいます、お辛いでしょう、辛いでしょうが皆でここを乗り切ろう、実践の伴った祈りは必ず叶うと信じております。

安倍総理率いる現政府、医療従事者・行政・日本国民ひとりひとりが最前線におり、真伝不動明王寺 本尊不動明王の御加護を賜り早期終息を願い、ご祈念申し上げます。

合掌

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  • コメント ( 2 )

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  1. 石井

    お陰様でいつも有難うございます。お礼遅くなり申し訳ありませんでした。真伝セット、勿体なくていざと言う時使わせていただきます。トイレットペーパー、箱ティッシュがようやく店頭に並び始めましたが数時間で無くなります。ここ数年、PM2.5混じりの花粉のせいで、おさまっていた花粉症が復活してしまってたので、鼻セレブも備蓄しとけば…と後悔。普段から、色々な事を想定し早めの対応大事ですね。とても冷えてます。どうかお身体ご自愛ください。いつも寄り添って下さり、感謝です。

    • wakei

      石井さん もったいないと仰らず、たった一日分くらいの品物…たとえ一回の長蛇に並ばなくて済むならばの思いの心ばかりです。花粉だけではなくPM2.5が混じりはじめてから、春の外出が億劫になりますね。私も花粉症と喘息が酷く、せめて春限定の高級ティッシュを使っています。季節外れのトナカイみたいに真っ赤な鼻にならないように(笑 家族の二、三日分くらいの備蓄を用意しましょうね。御不動様が見守っていてくださいます、心丈夫でいてください。コメントをありがとうございます。

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