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感謝の一灯り

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昨日、緊急地震速報(誤報)があり、寺内のエリアメールがけたたましく鳴り響き、阿闍梨は御本尊様へ走り、事務方は出入り口の解放と火元チェック、私は震源地特定と規模の確認、信徒さんは全国おられますので全地域の警報をキャッチできるよう体制を整え、迅速な動きができるよう心掛けています。

寺内は阿吽の呼吸、久々の動作とそれぞれの責任と判断、そして第一にその地域で日頃から喜捨を率先しお力を貸してくださる方の安否確認と支援体制を考えます。

不動会を納めたあと、使っていた念珠が忽然と消え…..

大ごとが起きなければと案じ、一晩中探しても見当たらない。

この誤報であったと分かり、夕方忽然と現れた念珠の姿に驚きました、念珠にはそれぞれ意味があり、その箇所から身代わりであったと、あるんですよ不思議なことって。

ある時、出先の大きな交通量の多い十字路で衝突事故と遭遇、周囲は高みの見物ですが我々は直ぐに近くのコンビニへ駐車場確保をお願いし、一人は高齢運転手が動転しており安全な所へ移動し名前と連絡場所の聞き取り。

一人は二次災害を防ぐため、交通整理と片側通行誘導、一人は目撃者の確保と証言のお願い、私は車に挟まれた顔面蒼白な老婆の意識確保、さらにガソリンが漏れ引火の可能性があるので消防と警察、けが人情報を伝達。

無理にドアをこじ開ければショック症状の危険性が高く、さらに火花が引火する可能性のなか、それぞれが黙々と全体の把握と連携で大事にならず済みました。

消防や救急隊、警察から手際の良い処理であること褒められました、長居は処理の邪魔になるので早々伝達後迅速に撤収。

何度かそういう現場に立ち会う度、自分たちの技量が足りなければ手を出さない、助けるつもりが邪魔になるのではいけません。

今回の誤報をどのように捉えるか、その時、迅速に動けただろうか、各々の家庭で反省と見直しへと繋げられるといいですね。

また、各地の信徒さんより、ご心配のメールや電話をいただき感謝申し上げます。

感謝の「蓮華灯り」を本堂とウテナの間へ、無風なのに無事でよかったと合掌した途端、くるくるまわりはじめました。

特別な蓮華灯りの花びら一枚ずつ丁寧につくり、申し込まれた分を境内地整備などへ使わせていただく積善供物となります。

受注生産なので、お早めに受付へお尋ね、お申し込み下さい。

 

にーださん  大掃除用具や飲み物、お仏供袋とお気遣いをありがとうございました。

大切に有効活用させていただきます。

尸羅会費も確かに頂戴しました。

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  • コメント ( 2 )

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  1. にーだ

    ご住職 こんにちは
    この度は多々お世話になり、どうもありがとうございます。
    蓮華灯り、光のグラデーション、揺らぎがとても綺麗です。昨日の夕飯の時「今日の地震速報,,,」「何、それ?」でした。お寺の皆さんは、そこまでしてくださっているのに、申し訳ありません…そーね!足手まといにならない、そこだけは気をつけることにします。

    • wakei

      にーださん 昨日はちょっと暑く、クラッ…いくら若者でも危険ですね。大事なく本当に感謝です。動画の構築に時間が掛かり、空っぽの頭が満杯(汗 明日は読経会、尼さんの天ぷらができそう(衣もつけて)この季節の5枚重ね、涼しい顔でなんてとんでもないユデダコ状態、でも頑張ります。

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