霊場
昭和から平成、令和と沢山の霊場へ参拝させていただきました。
本四国遍路・篠栗八十八ヶ所・北陸三十六不動・北海道三十六不動・京都十三佛…、
高野山はじめ、恐山・出羽三山・富士山・石鎚山(神・仏)・大山・鳥海山・大雪山・白山・立山・阿蘇山…
御縁と御加護を賜り、北は北海道から南は沖縄まで全国を歩いて参りました。
同行の方々は、皆さんお経・ご真言を宗派を問わずお唱えされます。
「納経」されてからお印をいただきます、所謂お納経帳ですね。
四国遍路へ同行は番外も打ちますので、百八ヶ寺になります。
大師堂と合わせますと二百十六ヶ寺と高野山奥の院、宿坊のお寺を含めますと二百二十枚のお写経と納め札を調え、靴からズボン・白衣と袈裟。菅笠を被り金剛杖姿です。
春は桜や菜の花のなかを春遍路、秋の秋桜や紅葉の下をちり〜ん…ちり〜ん鈴を鳴らし同行二人。
不思議なことに自坊へ帰る頃には、最低でも二、三キロ丸くなって帰られる(笑
線香の立て方、食事作法、朝勤、急階段の登り降り、足も腰も痛かろうに…
誰一人根をあげるどころか、ひとつ月もせず「和慧先生、次どこへ行くの、必ず声を掛けてね」と。
近頃、団参へのお手引きも少なくなり、皆さんから尻を叩かれております。
二十年になりますね、京都十三佛霊場へ皆さんと若い大学生二人が剛力をしてくれました、日付が七月地蔵盆に一番を打っています。
芒種の十三佛塔婆を納め、只今それぞれに「十三佛写経」をされておられます。
まだまだお暑うございます、ご自愛くださいませ。
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