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火と水

尸羅メンバーより、お手紙をいただき知人の方が「火」「水」は重要とありました。

話の前後を知りませんが、仮に浄土教からみた「火」「水」という「ニ河白道」という話があります。

火の河と水の河を人の貪欲と怒りにたとえ、この間にある白い道は極楽に通じる道という考え方。

また、伝説の龍(地上のあらゆる最強のものを集めた姿)が持つ「玉」、この玉のなかに「火」と「水」が入っており、火が強ければ水を沸かし、水が強ければ火を消す、常にバランスを整える力を持つもの、それが王であると。

それは様々な考えを持つ人々を纏める国の総理や大統領にも言えます、左や右に偏りすぎると貪欲・怒りがぶつかり、紛争が起こります。

さらに「命(魂)」を玉(ぎょく)と捉えることもあり、今は見られなくなりましたが葬送の列へ龍頭がありました

野辺の送りは地域によって隊列が異なるという特徴があり、一般的な葬列では列の先頭に松明や行灯が掲げられ、松明の明かりによって魔を祓います。

清められた道を行灯、6本のろうそくを持った六道が続き、故人の名前などを記した銘旗、亡くなった方の魂を守る龍頭、仏教の教えを書いた四旗、小銭を入れた花籠などが列をなします。そして、切れ目を入れた白い紙を棒に巻き付けた四華花(しかばな)や、香炉(こうろ)、膳、位牌(いはい)、天蓋(てんがい)、棺などの順で続きます。

亡くなられた「魂」が、怒りや恨みで満たされることのないよう、魂を浄土へ導く龍頭、丁寧な葬送も見受けられなくなってきました。

マントラも霊母のなかで「火」と「水」があります、まだ尸羅メンバーへの説明がもう少し先になりますが、少し書き添えておきましょう。

地球を想像してください、ゆっくり長い時をかけ動いているマントルは火、それを覆う地、さらに水という構成であると。

水と火が隣り合わせ、3段のキューブの上に慧と一列に並べてあります。

人智、智慧の並び

私が知る「火」と「水」を記してみました、どれが正しいということではなく、心に留め置いていただけると幸いです。

追記

飛行機大好き信貴さん、昨年のお守りはこちらへ戻していただければ、お焚き上げをいたします。

 

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