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はて、

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昨日、兵庫県から90歳のご婦人が「約束」のうてなの申し込みに来寺されました。

某寺の総代さんを35年勤められ、どうしても真伝さんのお寺に世話になりたいと申されます。

お墓は菩提寺にあるそうですが、継がれる方も居られず、昨年高野山へ遺骨を納められたそうです。

ただ、ご自身の魂は真伝不動に置きたいとのこと、朝から夕方までお話しをお聞きし、その決心は固く菩提寺でいただいた法名を持参されていました。

おかえりの後ろ姿はシャンとして、嬉しそうに「また、帰ってきます!」と手を振って行かれました。

お話の途中、見慣れないお顔のほとけ様が「いいわね…」、お年の頃は70代を過ぎたような女性です。

後ろには旧家の階段が見え、背の高さは150センチもなかろう小柄で色白、細かい柄が入った前掛けをして私を見ているのです。

縁者ではなさそうですが御不動様へ来られたので、お線香を供えましたらにっこり微笑み消えてしまいました。

どなたであろうが、御不動様へ参られ嬉しいお顔になられるのはとてもよいことです。

春彼岸によい香りのお線香を供えさせていただこう、お地蔵様へ袈裟供養をさせていただこう。。。

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