1. HOME
  2. ブログ
  3. 日々のお便り
  4. 木の芽時(このめどき)

木の芽時(このめどき)

ざわめく春の息吹、草木や虫たちが一斉に動きはじめる物凄いパワー、気が荒くれるとき。

先人たちは「木の芽時」を心底恐れ、神仏をはじめ食物に工夫を凝らし、気が狂う・気狂いの大難をやり過ごしてきました。

しかし、その方法に手抜きをすることが増え、楽を求めた結果、百鬼夜行どころか日中も平然とまかり通る。

仏の教えは中道、これを疎かにしては人の気が落ちます、さまざまな行事に込められた先人の教え、まつりがイベント化さらに中止が相次ぎ、気を安める場所も失いつつあります。

特に昨年から本年に向け、ストレスが増加し食物のアンバランスをデトックスする、来月だけは厄月でなくとも壇木・添え護摩木を供え、気が振れたものたちとのトラブルを除けるがいいと思います。

人の心に余裕がなくなり、せめぎ合いが多くギスギスした春となりましょう、お気をつけくださいませ。

 

 

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

error: このページはコピーが出来ません