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仏縁

何か重要約束をする場合「身元保証人」などの言葉を耳にしますね、一般的にはお金を借りる・賃貸物件契約、身内の保証人より第三者の保証人が優先、その保証人も保証するだけの信用力がなければなりません。

僧侶の世界も同じ、お坊さんになりたい人はいますけれど、坊主頭で衣を着ていると僧侶かどうかも一般には見分けがつきませんから、身元証明書があり保証人師僧の名前と関係が書かれております。

めんどくさいのは苦手、実家が寺院でもなく、お金持ちでもない、そういう私が尼僧となったのは仏縁なのでしょう。

当時、有名でもなく、どこの馬の骨かも分からない私、何故か高僧自ら保証人をしてくださった、そして得度へと集団得度ではありません。

古い信徒さんならば、その威厳と人物を目の当たりにしておりますから、和慧先生の縁はやっぱり不思議と今でも仰る。

僧侶を目指す人は、ここで八割くらいは保証人の壁が越えられずいるかもしれません、保証するまでの信頼を得ることは易いことではありません。

さらに加行を終え次へと進み、残るのは少なく住職席に座れる僧侶は絞られますね。

だからと言って、私が素晴らしい人かと尋ねられれば、そうではありません(汗

悩みも怒りもてんこ盛り、日々精進あるのみ。

今まで考えたこともなかった、秀和阿闍梨の保証人さん驚くような方々、師僧との仏縁、そして何よりも阿闍梨の努力と姿勢だと感じます。

僧侶の保証人制度は高い壁が聳え立ち、財力・学力・地位よりも、仏縁がなければ難しい。

仏縁の方々が活躍をされ、喜ばしいこの頃。

 

 

 

 

 

 

 

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  • コメント ( 2 )

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  1. ふじまる

    叔父さんの49日までの7日ごとの法要、どうか宜しくお願いいたします。
    去年暮れ叔父の家族がコロナにかかり、今年初め全員皆無事に回復し退院したのですが、その後農作業をしていた叔父が肺炎と脳梗塞になり2週間で他界致しました。
    コロナの再感染ではなかったのですが、やはり周囲の偏見を受けているらしく、そんな中でも皆明るく前向きに生きて行こうとする従兄弟の兄さんの話を聞くと、陰ながら御供養をさせて頂こうと思った次第であります。
    しかし、コロナの影響かどうか分かりませんが、初七日だけやりスッ飛ばして49日法要だけをするとの事、、、。
    7日ごとの法要を申し込んで良かったと思いました。

    純粋すぎる幼児に大学試験の問題を理解しろと言っても、そもそもステージが違うなら、余計な親切がアダにならぬよう気を付けます!(笑)

    • wakei

      ふじまるさん 二七日を迎えた本日「お地蔵様の日」ですね。余計な親切….了解!!

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