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感応同行

岐阜県も28日をもって緊急事態宣言解除、安堵と緊張が入り混じる

昨年の今頃からはじまったこともあり、雨が少なく風が強い季節、腰を折る訳ではありませんが安堵より緊張感が強い。

ワクチンも始まったばかり、一般は7月の見通しらしく、経済を考慮すればここらあたりが限界なのかもしれません。

御参拝の折には、お互いのため手洗い・マスクは勿論のこと、距離を保たれるようお願いいたします。

さて、不思議なもので秋田のばぁーばさんから電話をいただき、お元気そうで何よりです。

同日、長野のばーさんの息子さんより、おやきと優しい色の紫陽花が届き「あの方も真伝さんの近くだったら、ちょっと食べてもらえたのにね」早いもので3回忌になります。

寺にいると生きているが如くなので、時をあまり感じません。

電話の会話を聞いていたのでしょう「コロナで人と会えなく、外は真っ白で風がビュービュー吹いちゃってさぁ、なんだか寂しくてね。テラちゃん、テラちゃんってあんまり言うから「ばぁーばちゃん、うるさい」って言ってるかもしれない。外に買い物も行かれないから、お供えも送れなくなっちゃってね。」

うてなのみんなが「こっちへ来れば寂しくないのに」供物のおやきを食べながら、いつものうてな茶話会です、いくらよくても残された者が願いを聞いてくれなくてはどうにもなりません(汗

栃木や群馬の地図を広げ、信徒さん達が山火事に遭っていないだろうか…

そこへ娘さんのご回向を毎月されておられる群馬の方から電話、ご親戚が火事現場近くなので住職がいつも早めの準備と言われるから、親類へ避難され無事とのこと。

もうひとつ、ご夫婦は他人を心配する分、自分たちのことは辛抱強く我慢され、医療関係でもあり。。。

少し前から奥様の治療した歯が腫れて、違和感があったものの我慢し、とうとう顔が変形するほどに、辛抱するにも程があります。

歯茎に注射針が残ったまま…、腫れが引いてから月が変わり手術をされる、これだけ腫れて化膿しているのに鼻や脳にいく前で止まっていたと医師が言っていたとのこと。

思い切って医者へ行く前、亡き娘さんが夢枕に立ったそうです、意を決して病院の戸を叩き、結果間に合いました。

お陰さまですね。

写真は「ほうろく」と「るつぼ」を新調、るつぼは2800℃の熱に耐えられるものです、何に使うかといいますと「感応同行」の私専用の仏具として使います。

一段高くハードルを上げた行動が大切な時期、やるべきことはしっかりですね。

 

 

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  • コメント ( 2 )

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  1. にーだ

    ご住職 おはようございます。
    笑い話ではありませんが…「ここで山火事が起こったら大変だよね。クマ、サル、イノシシ、タヌキ、ヘビ、あとなんだろう?みんな住宅街に避難してくるよ。クマもおちおち冬眠してられないよね」消防団の方々もあの急坂をホースを持って上がり…1日も早い鎮火を祈ることしかできませんが。それぞれがそれぞれを思い、守り合う日が早く訪れますように。

    • wakei

      にーださん こんばんは 世間では男女平等と言われますが、どこを見ても男性ですね。ホースは特殊な織りと連結するための金具が付いています、重いのなんの平地でも女性では一本丸めて担ぐ、なかなか持てないです。重装備と傾斜を走り回る姿、本当にご苦労様です。どんな職業でもそうですが命懸け、このような現場で男女平等など言えません。命が平等なのですね。疲労困憊であろう彼らに怪我がないよう今は祈るばかり、共に願いましょう!!

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