結界
真伝不動明王寺は、護摩壇の結界を張る壇線をつくります。
細かな定めごとがあり、道具も全て阿闍梨の手作り、これがないと撚れないのです。
近頃、多くの仏具屋さんで販売されていますがそれはそれでよいのです、しかし、拙寺は少しずつ知っていただき祈願を頼んだからよしそれもよいでしょう、請い願う施主の心が肝心だと。
昨日、縁あり壇線と丸香を作らせていただきました。
選ばれたご縁の人達が心身を浄められ、御本尊様へ御真言とお経を唱えたのち、三密を守り撚り方を学びました。
長い、長い糸、本堂の外まで続きます
何気に立っているように見えますが、五人対一人となり緩まないよう引っ張り続けなければなりません、緩むと初めから新しい糸を付け替え捻直し。。。
張り替えまで御本尊さま御前へ
こちらは数種の香を混ぜ合わせ(比率は秘密)練ったあと小さく丸め乾燥させ、護摩の供物のひとつです。
勿論、毎月の御護摩へも供えられますので、年に何度か調えております。
丁寧に丸められ、功徳を積まれておりました。
お時間の余裕がある方々は境内地の草取り、水回りや道具入れの組み立てなどをしてくださり、皆様方ほんとうにご苦労様でした。
お帰りの際、御遠方の信徒さんに大事なきよう、本日の積善を持って願い合掌されておられました。
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