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気づいて

日本中がコロナ終息を願うも、長期化する現状を乗り越える手立ては協力以外にありません。

緊急宣言と同時に溢れる人々、病というのは貧富や老若男女問わず、ひとりひとりの意識と協力がなくては越えられません。

先日、学生達の困窮を知らせてくださった方がいらっしゃいました、高い意識を持つ医療関係の学生さん、アルバイトもできず父兄の仕送りもコロナのため仕送りが少なく、食を切り詰め三・四日水だけで凌いでいる者もいるとの事。

目に見えない災害だと思うのです、先生方・父兄の方々が連携をとり動いてくださり、なんとか一時凌ぎながらも頑張っていてくれます。

学生だけではなく、今、助け合わなければ乗り越えられなくなります、食だけではなく衛生品も足りないそうです。

山寺の近頃、夜は暴走する車が一気に増え、近くの公園は長い列ができるほど混み合い、危機感の薄いことこの上なし状態。

それでも、全国の信徒さんが踏ん張っていてくれる、寺内も少数ながら護寺させていただいております。

願いがある限り、止まることなく信徒さんのため護摩木をはじめ供物が不足なきよう、準備を進めております。

また、感染された方々への偏見を捨て、早期回復を陰ながら願いましょう、明日は我が身と思い卑しい思いを捨てましょう。

この時期の旅立ちは、お見送りを満足にできない方々も居られるのではないでしょうか。

自由なこの世から、自分のことは何ひとつできない不自由なあの世へ、不自由を癒してあげられるのはこの世の私達です。

いずれいく道、できることはさせていただき、荒ぶれる魂にさせないことです。

不自由なあの世から人として送り出された、自由なこの世ですしっかり生きてまいりましょう。

 

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