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待ちわびて

二十五年来の信徒さんの奥様から一報が入りました。

「はじめまして、長い間お世話になりました。三月十三日に主人が旅立ちました」

お仕事をされ大きな由緒あるお寺の役員を勤めながら、僕の心の中を真伝のお不動様と和慧住職が支えてくれています、そう申され二十五年の間、年一回の参拝と先祖供養、業厄払いを欠かさず申し込まれていました。

残したいお寺ですからと仰ってくださり「護慈」会員を続けてくださいました、心より感謝申し上げます。

ご縁があつた当時から「癌」を患い、術後三年くらいが余命でしょうと聞かされていたそうです。

常々「僕は子供がいないのですから、お墓も必要ありません。生きているときは骨は大切ですが死んでから骨に縛られたくないのです。和慧住職の言う通り、早く参り墓を建立してください。」

真伝さんへ一年に一度お参りさせていただき、翌年の生きる希望にしています、二十五年間ご遠方ながら毎年参られました。

昨年「最近、腹水が溜まるようになり、いよいよ限界が迫っています。「約束」のうてなはいつ頃ですか、それまでは生きるつもりです。」

三月頃になることをお伝えし、開眼法要を日曜日の13日あるいは十二日の土曜日のいずれか迷っていました、このようなことははじめてでした。

建立の日程が決定したのは一週間前、奥様のお話では十二日に一旦息を引き取られ、午前十時に息を吹き返され穏やかなお顔で翌日の朝までおられ、十三日の朝旅立たれたとのことでした。

心の菩提寺として、大切に思ってくださったことを、これからも変わらず寺内一同精進してまいります。

安らかな道中でありますよう、念じております。

合掌sakura42_L

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