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産みの母も育ての母の記憶もあまりなく、祖母との思い出が多い

不幸なのか幸せなのか、今持って分からない

幸いなことに経験豊かで信仰を持つ祖父母のお陰で「知恩」に気付かされたこと、寒さが増してくると同い年の子がお母さんの手編みセーターを嬉しそうに着ている姿を思い浮かべる…

冷たい布団に丸まり冬を過ごし、大人の事情など分からないまま、祖父母の無償の愛と馬や犬・猫や鳥の住む自然のなかで時を超えてきた。

支えられ生きていることを知る、母がいないことは私の責任ではないけれど、それだけでいじめの対象にされ、家庭科の時間に先生から「母親がいないと裁縫のひとつもできない」教えるための先生からしてそうでした、子供にとって母がいないことはどうしょうもない。

どうにもならない事を突きつける大人、いじめは昔も今もさほど変わらない、祖父は宗教よりも生きるための信仰心を教えてくれました、それが心丈夫。

全てを受け入れ、全てを解放、そして何事にも興味を持ち学ぶこと、そうすると支えられている恩に気づき、お陰様という感謝を覚える「感恩」やがてその恩に報いようとする「報恩」へと心が育ち、いじめということも気にならず与えられた時間を生きることが自分にとって大事。

憎しみも妬みもやがて消え、そうした生き方しかできなかった母という女性、フッと99歳の女性の訃報を知り、残してきた3歳の子と自分が重なった、よしわるしではなく寒さも手伝い切なさが過った1日。

時に邪道・外道と揶揄される身ですが元々は大したことない、同じ宇宙の中に浮かぶひとつの星に生き生かされる定め、知恩・感恩・報恩を体得し心丈夫にて生きていこうじゃない。

命を大切に恩ある人々へありがとうの笑顔と言葉にて感謝しましょう。

 

 

 

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