おさらい
弘法様のご縁日、日中の気温も暖かい日でした
ここ数年、注連縄作りを男性役員がされております
フッと藁旦那が納められた青藁、三束が目にとまり、八年ほど前でしょうか、もっと前かもしれません。
事務方と有志の女性三人、縁をいただき一人前になるまでは十年くらい通ってもらえればと師匠は言いました。
それを一回でと無理難題を願い、やっと首を縦に振ってくれました、ただし条件があり、手取り足取りをする時間がない、技術を見て覚えなさい。
神さんも仏さんも、ご先祖さまも大切に思う気持ちが上達の早道。
今時、YouTubeや安く販売されているのもあります、多くは飾りですから意味合いより華やかさが先、グルーガンでゴテゴテに固められていたり、針金やガムテープが丸見え、本末転倒な気がします。
十年通えと言うのを一日で学ぶわけですから、師匠の手元を見て….
瞬きさえする時間が惜しい、根本を束ると綯うへ、もう一度根元を見たければ一本仕上げた後しか見れない。
昼食もお茶タイムもしない、必死だった頃を思い出し、青藁の束を手にしてみました。
一本づつ丁寧に袴を取り、揃えていく、私は藁打ちをせず綯います。
袴取りに時間の八割を使い、綯うのは一割
調えに一割と考えております、せっかくですから袴を取り、晒しに包んでおけばひと手間のお助けになるかと老婆心。
足を運び見て身体で覚える、八年の時を感じない仕上がり、あまりモサモサが出ていないのも、私流のコツかもしれません。
明日は「冬至」です
今週末から大寒波襲来とのこと、水道管や蛇口などの破裂が起こった場合に備え「水・食料」は最低限確保しておくべきかと。
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