雪舞う
昨日の暖かさがどこへやらと思うくらい冷え込み、日中の雪は大変珍しく、晴れ・雪・晴れ・曇り・雨・晴れ・吹雪、不思議な空模様でした。
お授戒にて仏弟子が誕生、人生年齢は私よりも先輩、仏の世界は年齢に関係なく仏道の門を叩き、先に授戒されたものが先輩になりますから、同じ道を歩む弟が誕生した日。
本来は先輩方が寄り合い、お祝いのお膳を心を込め持ち寄り、自分達のときにならい受け継いでいかれるよう布施行の実践。
この度は先輩弟子の三人がお休み返上し、一月くらいからあれこれ段取りを進め、ご縁方でもあり善哉を中心に先日より仕込んだ「松葉生姜シロップジュース」・昆布・紅白酢の物・和菓子・緑茶など用意されました。
仕事を終えてから桜形を作り、味付けをして熊笹の緑との彩、朝は早くから白玉団子を先輩姉さんから作り方を教えてもらい、一生懸命作られておりました。
割烹着から衣服を調え、正座にてお祝いの言葉を贈られていました、今日一日はごゆるりされますが次回から戒めを頂いたのですから、自らの行を自身が率先して精進されますように。
桜と雪の文字が付けられ、御宝前へ阿闍梨が置かれたのは一月、本日お授け頂き雪が舞いはじめ、誰もが知らぬ文字と自然が一体になる不思議、有難いことです。
今夜は仏弟子の妹達が作ってくれた、赤飯を美味しく頂戴いたしました。
妹弟子達に感謝、よく頑張りました。
合掌
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