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行場

 

お寺ほど厳しい行場はないと思います。

自らが発心して行う、厄月ともなれば魂が引き裂かれるようなことがままある、時には命さえ失うこともしばしば。

いよいよ南側工事予定地の整備を急ピッチで行い、施工業者と打ち合わせ予定より三日ほど前倒しできそうです、午後から改めての寸法を測りにきてくれました。

午前中、大袈裟縫いのひとりが気になっていたところの草取りをしてくれました、階段に草が生えると滑るのでありがたいことです。

言わずとも行うが自らの行、所謂「上品・中品・下品」人間は生まれながらにして上品・中品・下品の三品に分けられており、上品は生まれながらの善であるから教化するまでもなく、下品は生まれながらの悪であるからこれも教化は無駄である

唯一中品のみが善にも悪にもなることが出来、これを教化することによって善へと導くことが出来るという考え方です。

下品(げぼん)をなんとか教化できないだろうかと、踏ん張るもなかなか無駄に思えてきた。

痛い目に遭う前にと、しかし、それはそれでしか気づけないのかもしれません、気づくうちは中品(ちゅうぼん)

上品は何も言わずとも自らのためと、周囲を計らい行動します。

厄月はそういう下品の我が身に気付かされるチャンスでも、しかし、それはしんどい時もあり御本尊様のご加護をいただき、乗り越え上品を志し善を施していきます。

真伝にはそういう方が多く、私も日々精進。

真伝の行場は厳しい、続けられる行者も今のところ見受けない、誰のための行なのかが分からず、決まった時間だけを過ごすのは何も教えてくれないという評価だけを残していきます。

それはそれとて、置いておき前を向き生き生かされることへの只今。

飛行機好きのお兄さん、御巣鷹山へのお参りご苦労様です。

上野村のお土産をありがとうございます、皆さんで頂戴いたします。

アスリート姉さん・義兄さんご夫婦より、ホッカイロ・元気元・ネーミングが「けっこういい卵」元気にしていてねのメッセージを添えていただきありがとうございます。

明日もきっといい日

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