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宝の山

山の手入れをすると、山の神様からいろいろな贈り物をいただく

お寺の前をテラと散歩、下ばかり見ることが多い季節、大きく深呼吸すると短い秋と冬間近の境を感じる

ピューっと冷たい風が吹き、空から榛の木の実というか殻が落ち頭にコツン何ともタイミングよろし!

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この殻を煮出すと、素敵な渋い焦げ茶色が出てきます。

臭木の実から澄んだ青、萼から優しいピンクが顔を出し、見た目と違った個性が輝いてくる。

熟したときに採集

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萼と実を分け

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実から藍色とは違う爽やかな青が出てきます!

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その他にも、これから桜や梅の剪定された枝を煮詰めると、桜色と黄色が見えてきます。

桃の枝を煮出すとき「梅酒」のようなとてもよい香りが漂い、まさしく花酔いですね。

そうそう以前、椿媒染液を作るため、椿を探していたら染まりそうな土を発見!

事務方とゴミ袋いっぱいドロドロになりながら坂を登ってきました、もちろん期待を裏切らず素敵な色に変身してくれました。

藤の葉っぱは「緑色」鉄媒染で「深緑」ほんと宝の山、大事にして後世に残してあげたいものです。

 

 

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