歳神様迎え
申から酉へバトンタッチも見えてきました!!
とにかく何かと忙しい師走月、これほど忙しい大晦日ははじめてかもしれません。
何しろ、水神さんが突然へそを曲げ、昨日やっとなだめ鎮まり、年末年始の準備に使用する水汲みでした。
ご本尊様・妙見菩薩様・お地蔵様、歳神様・火の神様・水の神様・部屋の神様・道具の神様・玄関の神様・各家のご先祖様などへお供えする鏡餅作り、その数ざっと二百飾りを超えます。
小豆を一度目の水を捨て、冷めてから硬いもの、虫食い、割れのものを一つづつとり除け、煮て餡を作りました。
本尊前のお飾り、升飾りはとても珍しいのではないでしょうか。
また、右の三方には「お歳魂」これが現在ではお金をお年玉になっているようです。
お歳魂の歳は「歳神様」、魂とは歳神様が宿る鏡餅を示したものとされ、その神様の力が宿る魂を分けたものが「お歳魂」なのです。
古くから真伝不動明王寺では、ご参詣の方々へ三ヶ日この「お歳魂」を振舞います。
お家へ持ち帰り、焼いたり煮たりして食べ、幸せをもたらす歳神様のパワーを身体へ入れ一年を過ごします。
門松は歳神様に来ていただくための目印、福をもたらす歳神様への料理が「おせち」、ゆっくりしていただき大凡一月七日まで滞在されるという説があり、歳神様がお帰りになり初めて人の一年を占う日が「人日」といわれます。
さて、酉年にちなみ小さな鶏とちりめん梅を作りました、ご参詣のとき見てくださいね。
そして、そして、先ほどたくさんの柚子をいただき「柚餅子」へチャレンジしてみました、出来上がりは春彼岸の頃です、仏様が喜んでくださるでしょうか、楽しみです。
本年は大きな災害が全国で起こり、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
また、真伝不動明王寺はじめ私を、ご支援賜り心より御礼申し上げます。
来る酉年も寺内一同精進いたし、ご本尊様へ仕えてまいります、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
よい年をお迎えください。
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