送り火
お昼頃を回ると、送り火のお手伝いをしてくださる方が見えはじめます。
外は朝から雨ですが堂内は明るい声が弾み、送り火に送られる際の手土産にと、お団子やお菓子・果物や好物を準備。
あんぱんもみたらし団子、おうどんも経木やハスの葉へと。。。
お父様へビール、お母様へミルクコーヒーを持参された方もいらっしゃいました
送り火へ点灯したあと、おにぎりやパンなどをみなさんで食べます、しばしのお別れの宴の始まり。
亡きものと一緒に、持ち寄りのご飯を食べ、懐かしい思い出話しや「おにぎりは三角と丸があるけれど意味は?」突然の質問などあれこれと盛り上がり、一人が突然に風もないのに回り出したかざぐるまを見て、雨のなか傘をさし、お名前を見に行きました。
「ハレちゃんのかざぐるまだ!!嬉しそうだね!」
雨が降るなか虫たちが合奏し、とても賑やかなひと時を灯されたあかりがゆれる…
長いお線香が燃え尽き、無事に送りをさせていただき、真伝不動明王寺四日間の盂蘭盆会を勤めさせていただきました。
迎え火からお経や供物のお接待とともに、皆様方と過ごされた楽しい時間をお浄土へ土産話として持ち、この世に許された時の流れは速く、香と灯りに送られお浄土の道を戻られていきました。
合掌
コメント ( 2 )
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お勤めをありがとうございました。
そして、ハレさんのくだりに涙(嬉し
泥遊びが好きだったので
思う存分みんなと楽しんでるはず
ハレははさん 今日あたりは程よい水たまりと柔らかい土の中を転がる予定かも、先ほど仲良しワンたちが何やらヒソヒソ、ハレ姐さんが先頭を走りマスチフ・柴・テラ・マロン・ビンゴ… 誰もいない境内地を抜け出し、東の小川へ集合相談しています。