奉納竹
お寺の歳神様をお迎えする門松は、一本の太い竹そして麻紐で結ばれているこの奉書紙の中には、竹のように成長が早く真っ直ぐな心、粘り強く、一年中緑であることから長寿と伝えられております。
その年の歳神様が奉納竹を依代として降臨され、竹に記されている方々を一番最初に目を留められる、そのことから白い奉書を巻きます。
奉書とは天のご意向を下知する文章、麻の紐を結び喜び事をお授かりするために奉納される竹、それ故に当寺では削ぎ切りをしません。
「あけましておめでとうございます」新年のご挨拶も「歳神様を無事にお迎えでき、目出度いですね」という意味なのです。
御節料理も昔は季節ごとに供えられた料理、お正月のおせちが主流になってしまいましたが、この御節もじつは歳神様をお接待するための料理なんですね。
その歳神様と一緒に食事をするから柳箸といい、両端が丸く両方が使えるようになっている祝い箸、神様と一緒に食事されよき年を過ごすということです。
歳神様はいつまでいらっしゃるのでしょうか?
続きは明日記します。
奉納竹をお申し込みされる方は、お早めにお寺へお問い合わせください、27日まで受け付けております。
門松は28日の本尊会にて立上げます。
コメント ( 4 )
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昨年は削ぎをしない三本の竹で門松を作り、お寺のを真似て奉書を麻紐で巻いてみましたが、奉書を巻くのはそういう意味があったのですね。てことは竹に名前を書いておくのかなぁ。その奉書も取り扱いに注意が必要ですね。
今年も材料が揃っているのでクリスマスイブあたりから頑張って作ります!
座敷オヤジさん 竹へ直に書き入れるのは竹油があるのでしません、マジックで書くのもやめましょうね。すごく丁寧にするのには、和紙へ膠を溶いた墨で名前を書き貼り付けます。その上から奉書紙を巻きつけます。門松作りも嬉しい限りですね。
今年最後の縁側説法・・・
ご苦労様でした。
皆さんどんなお話し聞けたのかしら?
奉納竹の事明日お寺さんに、お電話してみます。
27日までとの事なので、お願いしたいです
何かと気ぜわしくお過ごしの事と思います
お疲れのでませんように、早めのお休みを
今日も感謝 有難うございました。
興子さん 何某の大変さはあるけれど、ひとつひとつ気づいていただけるよう「畳」の話をしようと。。。。。死にたい人には畳なんかの話よりも、誰かのせいにしたい方が先、哀しく思いました。で、その人達に畳のことを聞いてみましたら案の定でした。どんなこともできることはあるはず、見えないところを疎かにすれば積もり積もって大ごとになる場合が多く、そうならない方法を知っていただき実践してくださればと思う次第。お山もキンキンの冷え込みが例年より厳しく、毎朝氷でキラキラな朝を迎えております♪納地蔵まであと少し、今年一年のお陰さま参りをして、来る年もよろしくの一区切り♪