供物
夕方から清明の早朝にかけお薬師様の供物のひとつ「竹瀝」を絞っております。
お薬師様は「薬壺」を持たれており、諸説の中で六果を供物とする説があります、その中のひとつが竹瀝だとされています。
六年に及ぶ竹華灯籠まつりがここに繋がっており、そのころは意味もわからず懸命でしたが全部繋がっていたのですね。
午前中バンブージャパンの亜岐さんが青竹を採取してきてくださり、綺麗に洗い清め動画のようなゆったりと一滴、また一滴…仏様の時間はほんとゆったりです。
しかし、竹にこのような凄いパワーがあるとは放置竹林が勿体無い!!
皆さんもどうぞ竹瀝の効能を検索してみてください、きっと庭に竹が欲しくなるかもしれません。
あと4時間ほどで仕上がるかしら、竹が焦げないよう、焼けないよう、満遍なくくるくる熱が回り細い繊維の間から滴り落ちるよう、人様は目が離せず大忙し、でも何だかんだ嬉しいなぁ〜
皆様にご利益が届きますように。
コメント ( 2 )
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竹瀝(ちくれき)と言うんですか!我が家にも少しですが真竹が生えています。でも細いから採れるかな〜?四時間もかかるとは目が離せませんね。
座敷オヤジさん 細いと乾燥が早く、なかなか難しいかしれませんね。仏様の茶湯器の量を抽出するのに4時間じゃなく、7時間でした(笑 因みに竹の太さ直径十センチ弱、先端へいく分細くなり抽出量が減りました。燻して採取する竹酢とは違い、スモーク臭が全くないのです。目を離せば竹油に火が付き危ないので、くれぐれにも注意!!消火器や水バケツは必須。目を離さずゆっくり全体的に竹が温まるように、ただし、薪ストーブ用のグローブなど分厚い革手をして、噴き出してくる蒸気で火傷されませんようにこちらも注意ですよ。効能についてはネットで検索してみてください、自己責任ということでね。