職人
信徒のお一人が施主さんとなり、薬師如来様へ常花が届けられました。
常花とは、花供養具の一つ、蓮の花を造花で表したものです。
永遠に枯れることのない常花は慈悲の心や悟りを喩えたものとされ、極楽浄土に咲く蓮華。
今まさにお寺は蓮の見頃を迎えております。
一日を掛け、花弁や茎・葉を整えてくださり、寺内の者と瑠璃光院へ!
箔彩色蓮華….
木地から一つ一つ丁寧に漆を施し、箔のうえから彩色された極楽浄土に咲く蓮華、お薬師様を拝する信徒方々をお護りくださいます。
どんな世界も習うだけではなく、実践しなければ育ちません、職人さんも同じ依頼がなければ腕も心も磨けません、施主さんの功徳によりひとつ願いが叶ったよい日です。
また、施主さんの御先祖様へのよい御回向となりますことでしょう。
お写真掲載は御免なさいませ、施主さんがまだご覧になっておりませんのでご容赦くださいませ。
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