八月朔日
読経会を無事勤め、いよいよ八月です。
今日は八月朔日(ほずみ)といいまして、その昔、稲穂をつんで贈るという習わしがあったそうです。
現在、稲穂のかわりにお世話になっている方への感謝として贈り物届ける、そういう習わしを覚えていてくださり、扇子や白地の手拭い、夏香をいただきました。
弟子から師匠へ、茶道や華道の先生方へと師を敬い暑い夏を労わり、長寿を願いそっと贈る、私も若いときは師へ贈りニッコリ笑顔の返礼が嬉しかったです。
いつしか頂戴する立場となり、気恥ずかしくも緒を締め直す八月のはじまり。
昨日、お父様が作られたスイカとカボチャを届けていただき、ご本尊様へお供えさせていただきました。
手塩に掛けられたスイカ、とても甘くて美味しく頂戴しました、ありがとうございます。
カボチャは、お盆まで冷暗所へ保管し、戦没者の方々や無縁仏さんへ施餓鬼供養へ供えさせていただきます。
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