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真伝の盂蘭盆法要

今年も盂蘭盆会まであと二日

あの世とこの世は逆さまといわれ、夜と昼がこの世と逆さまですから亡御先祖は12日の夜にお寺へお集まり、12日の朝から戒名や法名が記された提灯を灯します。

愛おしい子供や愛しい動物たちの名前も、ひとつずつ名前が書かれ、その中でも今年初盆を迎えられる亡人の提灯は迷わぬようお帰りいただくため一段と背の高いとこころへ灯します。

真伝へ戻られる尊い魂、宗旨宗派の垣根も壁もなく、動物たちの命も尊い魂、あなたのそばであなたを癒してくれた命、楽しい思い出は人のみならず動物たちも覚ええております。

自分の夫や息子をお国の為と捧げた魂、今、家族のために命を差し出せと…そんな悲しい時代を経て、私たちの命が支えられているのです。

兵隊さんだけではなく、爆弾の犠牲となった多くの命、盆と正月に名のしれないほとけ様へ提灯ひとつ、供花のひとつ、香りなど感謝を込め回向とさせていただく側の幸せ、亡魂が喜んでくださいます。

境内地・本堂内へ並ぶ、施主さんが願うほとけ様のお名前が書かれ、法要の間灯されております。

もちろん届けられたり、送られてきたり、ご持参された供物も並べられ、これより三日間亡魂をお慰めいたします。

お施餓鬼桶には、三日間水の子・お団子や水菓子、お菓子屋手作りのお品を毎日新しいものを供え、ほとけ様のお接待期間です。

お接待の一つとして有名なのが「盆踊り」故郷へお帰りくださったのですから、おもてなしをさせていただきます。

お経も皆さんとお唱えし、懐かしいお話をお聞きするここともしばしば。。。

楽しい日々は短いものです、真伝の送り火は15日の夜、あの世の明るいきた道をお帰りなさる

まだ寒い寒中に信徒さん達で植え替えされたハス、その葉へローソクやお花・おにぎり・お菓子・団子・果物などを迎えた尊い魂へあの世の土産として蓮の葉へのせて送ります。

16日は閻魔様のご縁日に送り火をされるところが多いですが、真伝は15日の夜です。

ゆっくりお帰りいただき、故人が如何に現世で愛されていたか手土産を見た閻魔さんは、罪の軽減をしてくださるそうです。

どなたでもお迎え・送り火のお申し込みを受け付けております。

その際に日頃お世話になっている御本尊様への感謝のローソクを供えさせていただければ、尚、喜ばしいですね。

新築のご報告・出産の報告・就職や卒業・入学・入社・難をこ超えられた人も、感謝の灯明が供えてみませんか。

合掌

和慧拝

 

 

 

 

 

 

 

 

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