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お盆初日

12日早朝より集まった役員方々、先ずは台風より「のぼり」の復旧!!

午後より各家のご先祖様をお迎えする準備がはじまり、ご先祖様だけではなく御回向をされていらっしゃらない「亡ほとけ様」へ「施餓鬼桶」をつくります。

信徒様から届けられた供物を御本尊へ供え、施餓鬼桶は外へ置かれます。

今年は「ヨモギ笹団子」・丸茄子・芋餅・バナナ焼き・ハレー彗星団子・黒小豆ご飯をみんなでつくりました。

毎年、亡きほとけ様から要望がある場合もあり、みんなでチャレンジです。

真伝の信徒様は全国におられます、食べ物も見たことがない、作ろうにも各地の方言で話されるほとけ様、みんなで頭を付き合わせ考えます。

送られてきたお野菜、煮たり焼いたり炒めたりと奥の小さな台所は大忙し。。。

胡瓜の馬・茄子の牛へそうめんの手綱をつけ、2月にハスの植え替えを行い立派に育った蓮の葉の上にのせていきます。

そうそう特注の施餓鬼桶の足は「過去世・現生・来世」を象った切込みになっています、みんな繋がっていて今がある、お盆を行わない宗教や教えがあります。

真伝は宗教や宗派を超え、ご回向させていただきます、生まれる前に宗派なんてなかったですもの、生まれ落ちたところが何某の宗教だったり、途中で変わったりしただけ、私は思うのですあの世に旅立つときも送られ方は違うけれど、向かうところは同じ表現や習慣が違うだけのことだと。

 

愛おしい人・お世話になった方・全ての有縁無縁諸精霊へ、優しくなりたいと願う人々が心を合わせ、遠近に関係なく供物というかたち、ご参詣のご縁をいただいた方の願いを叶えるべく、私や阿闍梨が皆様方の後ろから叶えられるようお祈りする、教えていただいたことを次の世代へ伝えていくんですね。

それぞれのレシピは無くて、亡き人がレクチャーしてくれます(笑

ヨモギ入り笹団子へチャレンジするは奈良から応援の男性二人、クマザサとい草で包み縛る…

全く未経験の二人が100個作り、これがうんまい!!ご先祖様も大喜び♪

境内地の小さな畑で作られたジャガイモ、蒸してすり鉢で擦り丸めてフライパンで焼きました。

女性陣二人と男性三人「焦がさず・崩さず・美しく」丁寧に焼いてくれました

こちらも境内地で作られた「黒小豆ご飯」

迎え団子や果物を三方へのせ、お菓子もひとつずつお皿へ盛っていきます

これはみんな自然の色なんです、左手前からカボチャ・ハレー彗星というお茶・ピンクのジャガイモ・右手前はバナナ・紫ジャガイモ・丸茄子・座敷オヤジさんから届けられた白いジャガイモも別皿にあります。

盂蘭盆法要を納め、ご参詣者へ食べていただきました。

続きは明日ネ

よい法要が納められたこことをご報告。

 

 

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  • コメント ( 1 )

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  1. 広島の島 小松

    こんにちは。
    真伝不動明王寺では、今日は、お盆供養、夜は送灯とお忙しい事と存じます。今年の夏は初めから猛暑と豪雨、やっと、お盆を迎えることができました。これからは、豊作の秋へと向かう事でしょう。お寺では、暑い中皆様方により、御供え物を作って頂きありがとうございます。真伝不動明王寺にて、ご先祖様の盆供養が出来たことがなりよりです。

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