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危機一髪

台風21号がきた

発生前から案じていたので、役員・参与会のメンバーとできるだけの対策を施し

立木の皮が風でめくられ

南東の風に変わり、北側の山へ抜ける風と南から吹き付ける風がぶつかり合い、山の木々が悲鳴をあげながら引き千切られていく。。。

まだ、風がおさまりきっていなかったが胸騒ぎがして、急遽境内地の見回り

お寺が建てられると同時に植えた檜が傾き、根っこが地面から剥がれる寸前!!

辛うじて、この夏「地蔵盆まつり」正面階段など、皆さんの足元が安全なようにと40℃超えの暑さの中、有志の方々が名乗りをあげてくださり、積善をさせていただいた際に瑠璃光院側の手すりも工事しました。

檜が手すりにより一気に倒れず….

間一髪のところで発見できましたが、根っこを見ると風が吹くたび口が大きく開いてくる….

応急処置でロープで固定するも、年齢に比例し握力がない、道具を取りに倉庫へ走る時間もないくらい目に見え傾斜が酷くなる。

足元に「のぼり」を避難させ括ったクレモナロープが目に入り、急ぎ固定しながら応援の電話を片っ端に入れる。

が、台風真っ盛りで各所に被害が出ているため繋がらない。。。。。

大倉庫が倒壊するのを黙って見ていなければならないのか、何とか屋根の上にあがり上で支線を取れれば、少し時間稼ぎができるはず。

そこへ留守電要請をしていた若者がきてくれ、まずは風の負荷を減らすため枝をチェンソーで落とし、さらにスリングベルト二本とハンドウィンチ二つで傾斜を戻し、一晩の時間を稼ぐことにし安全のため一旦帰宅してもらいました。

暗くなった境内地を照らすヘッドライト、役員が案じ飛んできてくれました、心強いことです。

役員も家族の元へ帰るよう指示、他の役員のところは停電と断水・遠方でありながらも案じてくれる、本当にありがたいことです。

ひとまずの報告と皆様の安全を御本尊様へ…..

そこへ、あの恐怖

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  • コメント ( 1 )

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  1. 広島の島 小松

    こんばんは。
    はじめに、真伝不動明王寺が大変な事になり、住職様にご負担をかけた事、また、助けに我が家を後に飛んできていただいた皆様に遠方より、お礼を申し上げます。住職さまの写真を見て尋常でない事態に不安を覚えます。
    今日は、妙見菩薩様の贈り物のお礼をと思っておりましたが、次から次へと続く惨事。
    北海道と言えば、住職様の出身地お知り合いもたくさんおいでになるのではと心を痛めております。
    一日も早く、みんなが普通の生活に戻れる事を願います。

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