被災経験から

洪水・台風・地震と大きな災害が立て続き、被災者が立ち直る時間を与えず次の災害….

自然は潤す一方、脅威でもあります。

災害のタイプも、水・風・揺れ・火などがあり、それぞれが重なって起こる場合もあります。

66年も生きていれば、少なくとも三つぐらいは被災者になった経験があり、被災者から見た救済の在り方を考えるようになりました。

普通の暮らしの中で、自分が被災するなどと考える人は少ない、実際そうでないことが一番なのです。

大きな災害が起こった後、防災グッズが飛ぶように売れる、実際に使用するかどうかはわかりません。

暫くすれば邪魔な荷物になり、押入れの隅っこや倉庫の片隅に忘れたかのように置かれるのが現状ですね。

防災意識というのは特別じゃなく、平生から行なっていることへプラスαするのだと。。。

事前におおよそ見当が付く台風や大雨、電池や食料・水を用意しておくだけでも違うと思うのです。

また、災害が起これば早く現地へと急ぐボランティアの方々、支援物資もありがたいことです。

しかし、現地の把握を最も急がなければならないとき、なんとかしたい衝動にかられるが消防・レスキュー隊・警察・自衛隊に加え、消防団や行政がある程度把握しない状態では邪魔で仕方がない。

また、行方不明者の捜索・御遺体を発見するのが最優先、そこを理解した上で順次参加・支援をされるのがよいと思います。

被災者だったとき「何を手伝いましょうか」「大丈夫ですか」矢継ぎ早に答える体力や気力がほとんど残っていないのが現状です、何ができるのか胸に書いておいて欲しい、大丈夫じゃないのは見ればわかるでしょう!!と、言いたくても助けてもらうためには我慢しなければならない、早く夜になって帰ってくれれば思いっきり泣けるのにと考えたことも幾たび。

私は思うのです、釘を打ったりしたこともない人に金槌を渡しても使いきれない、鍋でご飯を炊いたことがない人へ任せれば食材の無駄になることも、体で覚えたことは幾つになっても覚えているものです。

災害が起きる前から「食事担当」「建築経験」「上下水道」「医療」「保育関係」などと、経験あり腕章を配布しニュースなどで赤色ボランティア応援願います、黄色ボランティア…とかできないだろうか、そこへ一般の方が二、三人チームとして入るなど工夫の余地があるのじゃないだろうか。

前回、動かないことも救済の一つと書きました、動いた方が気が楽な場合もあり、じっと我慢するのも結構辛いものです。

私のところの寺は、手伝いなさいとは言いません、言わなければ動けない人ならば現場で支持することができず、黙っていても見よう見まねで手を出す人、年を取ってもこれだけは任せておいてと動く人、普段から見ているんです。

階段を登ってくるたび足元の草を引く、誰かがのぼりを片付けていれば黙って手伝う、私の口癖は一人で仕事をしないようにです。

一人ですれば次が育たず、二人なら上達、三人なら工夫が生まれるから、それ以上になると喧しい(笑

三人寄れば文殊の知恵とよく言ったものですね。

さて、移動するときこんなものを車に積んでいます、あるいはリュックにひとつぶら下げたり。。。

シェラカップというものです、アウトドアをされる方はご存知かも、煮る・焼く・炒める・炊く・沸かす・カップや茶碗がわり。

豪勢にザルもあればいいね、熱源はガス・ローソク・炭・薪などほとんどOK

これはまだ未使用、チタン製のものがまだまだ使えるので、予備です。

キーにはライト・ペットボトルやマヨネーズの蓋開け・ナイフ・ハサミ・プラスマイナスドライバー・缶切り・ビン開け・ライト・爪楊枝・ピンセットなどに、テラの監察札(身分証明になるかも)

あとは塩と米・水はいつも一緒、大したことができない道具ですが、いざとなったら自分を助けてくれる道具です。

こちらは今あるか分かりませんが「ノケロ」という太陽の下に出しておき充電、夜になったら節電してテラと遊んでいました。

多分、座敷オヤジさんやまことさんが仰っているものと同じかと、遊びながら覚える♪

こちらは美味しそうでしょう!!

何だと思います?

フスマ団子焼き、いわゆる米糠です、美味しくないのですが困ったときにのレシピ。

炭の熾し方も、火の後始末まで覚える、こうして毎日がサプライズしながら楽しみ、いざという時にあなたも輝けるマイスター!!

あっ、そうそう「カボス」でしたっけ、サンマに絞ってつける…名前が出てこない!!

塩で漬けてみました、ビタミンC!!が溢れていそうでしょう♪

何に使おうか企み中

これは四国のみかん農家さんを支援する方法のひとつ、台風で傷ついたり色が平均につかないので販売ができず、しかし、手塩にかけ無農薬で育てたものを捨てるのはつらいですね。

中身は問題なく見てくれが悪いだけじゃ勿体無いので買わせていただきました、これで新しい何かができたら楽しくないですか?

お彼岸にご参詣の方々、もしかしたら….もしかですよ(笑

 

 

2018-09-07 | Posted in 日々のお便り2 Comments » 

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コメント2件

 ひろ美 | 2018.09.07 21:32

日本列島を引き裂くような天災が続き、
今回の台風21号、御住職からのメッセージがとても心強かったです。
たくさんの知恵が役立ちました。
震災直後にコンビニやスーパーに駆け込む、
でも店も停電で営業できない。
なんとかしろ!と詰め寄る人。
台風が発生してから上陸まで数日あっても
保存食など準備していない人が多いため殺到します。
これもあれも買っとけば良かった。
まさか必要になると思わなかった。
が現状です。
御住職の助言の通り、防災意識は特別じゃなく平生からの行いにプラスαですね。
言われて気づく事がいっぱいです。
今日のおたよりは 役立つ事ばかりの 防災マニュアルですね。心がけます。

まだまだ震災で辛い思いをしてる人がたくさんいる中、北海道の大地震も 胸が痛みます。
土砂崩れで まだ発見されていない人、
奇跡が起こってほしいと願うばかりです。

 wakei | 2018.09.10 11:47

ひろ美さん みんな元気でいて欲しいですね。今日は雨が降り続き、自坊でできることを雨音に急かされながら、せっせと頑張っています。

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