夏の贈りもの

ここまで二十日間♪

時は素敵!

大地から芽を出し、大きく成長するあいだ雨にも風にもマケズ、膨らみ色づき仏様の前にお出まし。

水に活かされ、水により形骸を残す、種は次世代へ願いを込める。

複雑な葉脈だけが残され、それはそれで自然がつくる「美」本当に美しい。

毎日が未知数ですもの、時にときめく♪

随分前から自分の座具を縫う準備をしている、せっかく携わるご縁なので座具のことを調べはじめた、阿闍梨がそばにいるのですから聞けば済むことだが、結果に合わせない気質なもので(笑

とんと時間を要する。。。

布をワザワザ購入しないとなれば、着物巾はおおよそ３５センチ、足りない場合どうするのか、接ぎ合せするのならばどのように、繋げばよいだけのことですが実はそうではないプロセスがある。

座具についての資料を集め、やっと四冊の本を並べ相違点と典拠を探し、ここから典拠になっている経典や書物を調べていく、座具の繋ぎ合わせだけでも膨大な時間が要る、そうしながら問えば答えてくれる阿闍梨の知識の豊富さに感服です。

阿闍梨に質問する場合、できればたくさんの人と聞きたい、何故ならば一度にたくさんの方がよき話が聞けるからです、一対一は余程でなければ…いや、生涯に数度あるかないかです。

座具を縫うための日数や大きさ、計り方、合わせの倒す方向等々、もちろん色なども事細かく定まりがある、縫うことに焦るな自分の日々。

台風が集団で発生している、さて対策を考えねば。。。

いい日やった