一陽来復
本日は冬至、納大師です。
冬至といえば「冬至かぼちゃ」は有名ですね、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
しかも「ん」が2つ付くと運も倍増という話を耳にします、「なんきん(南瓜)」「れんこん(蓮根)」「にんじん(人参)」「ぎんなん(銀杏)」「きんかん(金柑)」「かんてん(寒天)」「うんどん(饂飩:うどん)」が「冬至の七種(ななくさ)」とも。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもあり、「一陽来復」の運を呼びこむ前に、禊(みそぎ)として柚子湯で身を清めました。
更に冬至を”湯治(とうじ)”に、柚子を”融通(ゆうずう)”にかけて「融通をきかせて世間を渡れますように」という願いが込められているともいわれています。もちろん、血行促進して体を温める効果もあるので、柚子湯に入ると風邪をひかないといわれています。
さらに、さらに拙寺では、魔除けの赤で知られるように小豆・南瓜善哉をつくり、炭火で焼いた一本餅を入れます。
各地の冬至の風習には様々、しかし共通して元気に冬を越す、栄養価も高く、黄色いカボチャを1年の区切りである冬至の日に食べる事で、無病息災を祈ったのです。
もちろん、この子達も待ってました!!
嬉しそうな顔ですよね。
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