松を食べる
あちらこちらの降雪記録更新と凍てつき、信徒方々も大変な思いをされていらっしゃるのではと案じております。
山寺はみぞれの時間が長く、予想より少ない25センチほどの積雪、その分凍てつきが激しく底冷えの一日。
長靴とスコップ片手に境内地巡回、普段は手が届かない松の枝が目の前に!!
明朝のお供物をつくろう。。。
さぁ、うてなの仏さまたちも興味津々♪
枝に松ぼっくりもついていてラッキー!
定番の修治
松葉と枝・松ぼっくりを外し、更に修治
室温が低いから朝のお供物まで固まるかしら
こちらは節分豆、少し煎りが足りず青臭みが残っていたため、勿体無いのであれこれ工夫。
こちらはポン酢と少々の生姜を入れ、一晩浸しておきました
柔らかくほどよい酸味、入れ歯の方でもとても食べやすい♪
こちらは蜂蜜を掛け、固めがお好きな方は翌日から、柔らかめならば二、三日浸けておくといいかも、和風ナッツ(*^^*)
残った松葉でチンキを作り、ひと月後に松葉クリームへ
松がお城や庭に植えられていたのには理由があり、燃料としてはもちろんのこと兵糧攻めになっても、食料や傷薬など松は捨てるところがないのです。
門松の松竹梅には厳寒の三友の意味と、血液をきれいにする松、リンパ液をきれいにする竹、 胃腸を丈夫にする梅を取り合わせて健康を得ようの説もあります。
山の整備をしながら、健康維持もできる、知れば知るほど面白い、ちなみに赤松が柔らかくて扱いやすいです、裏山は赤松が多いけれど樹勢が止まりはじめ、今年は赤松の苗を五本植樹予定。
門松の松を使い、松葉ジュースやお茶・入浴剤・石鹸・煮物・お饅頭・・と使えます。
ちょっと気になる方はネットでお調べください、昔はお月見団子をよくつくっていました。
青空の裏山、樹氷が綺麗ですが寒いです(笑
雪跳ねも通り道だけ、あとはお天道様にお任せにいたしました。
しばらくは凍結に注意です。
コメント ( 2 )
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おはようございます。松が食べられるというのは聞き覚えがあったのですが実際に作ったことはありませんでした。調べたらジャムも作れるんですね!戦時中は燃料がなくなった時に松の根から油を作ったと聞いた記憶があります。自分は昨日かろりさんと行ったデイキャンプ場で松ぼっくりを拾って薪ストーブの燃料にする程度でした(^^;
座敷オヤジさん こんばんは 松の使い道は、私も専ら燃料でした。仏さまのご回向がきっかけで松葉と豆乳、松ぼっくりでヨーグルトができる(*^^*)うんまかった!!先人の知恵は凄いね、しばらく松にハマりそうです(笑 関東も雪が積もりそうとのこと気をつけてね