草木萌動
今日は午後から雨
夕勤までの暫し、特設(笑 ベランダにて慈報の折をコツコツ進める、東に面しているので三時くらいまで電気が要らない節電部屋(*^^*)
自然が奏でる音に癒されつつ、リズムを取り折っていく♪
阿闍梨が記した文を読み、改め尼僧の心に火をつけられたような気がしました。
この時期に降る雨は、「木の芽起こし」といい、植物が芽を出したり、花を開かせるための大切な雨。
木の芽の成長を助けるように降ることから、その名で呼ばれ、また、「催花雨」「木の芽萌やし」という言葉もあります。
午前中のころ、本堂約束のうてな横に咲く、可愛らしい花が開花しはじめ、植えた記憶では白かったはず…..
雪や凍てつく寒さに耐え茎は曲がりくねり、そばへ寄りこの一枚を撮影したところ、あらっ?!どうしたことか突然ポッキリ折れ、落ちる寸前に手を伸ばしキャッチ!!
仏様へ供えようと花瓶へ活け…、これは本日、この世での勤めを果たされた新仏さまへの一輪かもと手が止まり、白木の折敷へ待機致すことに。
しばらくして一本の旅立ちのお知らせ、お世話をされた娘さんからでした。
花も人の命もこの世にとどまらず、その時に至りこれより慟哭の中におられる娘さんと仏さまへ初七日まで寄り添わせていただきます。
悲しみに宗派はありません、両親を失った瞬間、育んでくださった子宝がひとり立ちされる、満願の感謝を込め葬送を行う施主さんより、信頼のご一報を頂戴致しました。
亡きお母様からのメッセージ、不思議な「花一輪」を供えお祈り申し上げました。
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