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無明へ龍が動くとき

ドン!!

雷のような…地震?….

皆が何の音だろう、腹の奥まで響く一回だけのドン

夜になり、青龍の棲む山が水墨画のように染まり、低音から息を天高く吐くよう空へ向かい遠くへと響く鳴き声が聞こえた。

龍が暴れると大事があると伝え聞く、また、煩悩と無明を破り、魔を打ち倒す仏智の利剣、龍が巻きつき、炎に取り巻かれている。

倶利伽羅剣(くりからけん)は、不動明王の立像が右手に持つ剣、三昧耶形では不動明王の象徴そのものであり、貪瞋痴の三毒を破る智慧の利剣である。

倶利伽羅竜王が燃え盛る炎となって剣に巻き付いた姿で描かれることから、この名がある。

倶利伽羅剣で検索をしてみてください。

真理を知って物事を正しく判断する力を「智慧」とするなら、心が迷いや疑いに支配され物事を正しく判断できない状態を「無明」という。
無明は全ての苦しみの根本的な原因であり、智慧をもって無明を破ることにより消滅すると説く。
迷いとは智慧(光)の欠如すなわち「無明」なのである。

11月のスタート、無明は怖い近頃の事件や事故、無明から起きているような気がする。

 

 

 

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