1. HOME
  2. ブログ
  3. 日々のお便り
  4. ライフライン

ライフライン

蛇口をひねると水がでる

スイッチを入れれば電気がつく

コックを捻ると調理ができる

もう、当たり前の風景に慣れてしまっていませんか

便利になるほど体験を忘れてしまい、ひとつを失った途端苦しみがはじまる、便利が悪い訳ではありません。

山寺は水道が通っていません、この時期は凍てつきが怖いです。

行場に洗濯機はあるが私は一度も使用したことがなく、手回し足踏み大物はコインランドリーを時々使用します(笑

七輪やメスティン、ロケットストーブなどで調理もします、これは45年前の宮城沖地震の最中に居り、壊れたものや落ちているものを駆使し生きながらえたからこその知恵ですね。

いざとなったら辛いものです、起きた後でより起きる前の備えが大切だと思うのです。

私も年齢がくると楽がいいと思うけれど、もう少し頑張ってみようとね。

でも、書庫の周りは紙ばかり狭いのでストーブは危険、かと言いましても断熱材の入らない倉庫は寝ていても身体に力が入り疲れが取れません、お陰さまでエアコンを取り付けていただき快適に過ごせております。

この寒い時期の被災地で余震が続くなか、幾重の毛布を被り服を着たまま寝る、ご心労は計り知れず先の見えないまま過ごす眠れない長い夜でしょう。

大きな震災経験をされた方々が過去の我が身が経験したことを思い起こし、涙の枯れない日はないことと察します。

能登半島地震の怖さは余震の多さ、救援に入っているレスキュー隊も瓦礫の中を救助中に余震が起こり、あわやという場面に何度も遭遇されておられる。

時おりニュースで5日ぶりの風呂に入れたとひと時の笑顔、地元の飲食店が材料を持ち合わせ炊き出しをする姿、子供達があったかい味噌汁にニッコリする顔にできることを無理なくできるだけ迅速にと心がはやる。

インフルエンザやコロナ、呼吸器系やストレスが案じられます、日本はなぜ体育館に寒さとプライバシー・埃から防ぐテントを用意しないのだろう、国会議員さんよ被災地で同じ条件で二日程国民と寝てごらんよ、そうすれば何が必要か見えてくるのじゃないかな….とぼやいている暇はない、こちらも頑張ろう!

初代ロケットストーブ、落ちた瓦でも作れるのですけれど。。。

 

関連記事

  • コメント ( 2 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. 座敷オヤジ

    こんにちは。能登周辺の宿泊施設で地震の影響でしょう軒並みキャンセルが出たと報道で見ました。

    こんな時こそ県や国で宿泊施設を借り上げ被災者に提供すべきだと書き込んだら他の意見に埋没してしまいました(^^;

    仮設住宅を作るよりはるかに早く被災者の生活を楽に出来るのに…

    • wakei

      座敷オヤジさん こんにちは 余震の少ない隣県の宿泊施設を県や国が、これ大いに賛成です。雪や雨が鉄砲水とならなければ良いと案じております.仮設はあくまでも仮設ですから、こういう交渉を政府が常に県・市と旅館業としておくべきですよ。姉妹市などはあるけれど、国が動くべき。炊き出しも地元が率先して助け合っている、避難所の床へ直に寝ているなんて、これからの避難所は考えなければなりません。真伝も備蓄を7割放出します。被災地でコロナが発生、医療も国防のひとつと考えるべき。感染拡大しませんように。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

error: このページはコピーが出来ません