赤松
昔、むかしのこと、赤松の種が飛んできて、たくさんの木や葉っぱの間を滑り落ち、光が届かないくらい薄暗かったところへ着地
運が良かったのか悪かったのか誰にもわからない、一日のほんの少し光が差し、その光を信じ懸命に空を目指し生きてきました
枝を伸ばそうとしても、伸ばせない、だけど生きることを諦めず…..
細々とした幹を周りの木が守ってくれ、いじけず折れず真っ直ぐ、ひたすら真っ直ぐ天を目指した
よく見てね、周りの木が守ってくれたから節がない、やがて周囲の木々より背が高くなり、ここから先は自らの力で生きなさいとでも言うようなラインから枝が生えてきました
そこから先は守ってくれた木々がなく、大風に吹かれ闘いひとつ目の曲がり、バランスを取るため枝が生える、伸びれば伸びるほど風雨や雪の重みなどの災難に出会うが、曲がってもいい自分らしく生きている赤松
心が折れそうな時もあった、赤松の勇姿から生き様を感じ自らを信じ、これからも自分らしく共に生きる。
ご参拝の折にご覧くださいませ
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