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環境の変化

各地での災害へ衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

急激に変化する環境、秋が短く冬が早く四季から二季へと強く感じるこの頃。

植物や虫達の世界も顕著に変化があり、よくよく観察しておくべきかと。

奇しくも、従来の防災内容も変えていかなければならないと急ぎ企画、生きることを諦めずそれぞれが持つ使命を出し合うことです。

秋彼岸お中日へ参拝予定の若者は出動要請があり、被災地へと向かわれました。

また、すでに現地で活動している被災地から、法要の時間に間に合わずとも手を合わせられとんぼ返りにて被災地へとお帰りなされ、それぞれの安全とご無事を祈りお見送り。

この度の豪雨から思い出される大きな決断をした、十津川村と北海道新十津川のお話を十津川村のHPより記事をお借りし、このような選択・決断も重要なのではと思い掲載させていただきます。

「北海道新十津川町は、奈良県十津川村の移民が集団で開拓した町です。

明治22年8月、1日に1000ミリを超す記録的な豪雨を受け、十津川村の多くの集落が水没。

村の4分の1の610戸が被害を受けて168名が死亡、約3,000人が家屋や田畑を失うという壊滅的な被害を受けました。

新たな生活地を求めて600戸、2,489人が北海道への移住を決断。

不屈の取り組みにより、現在は道内有数の米どころに発展しました。

北海道新十津川町では十津川村のことを「母村」と呼び、住民同士の交流が盛んに続いています。

2011年の紀伊半島大水害の際には、新十津川町の皆様からも多くの義援金、メッセージをいただき、大変勇気づけられました。この絆は先祖代々語り継がれ、町章・村章は同じ菱十字のマークとなっています。」

私の実家から近くの話しですから、鮮明に言い伝えを覚えております。

慣れ親しんだ故郷を離れるのは忍びないが、若者の未来を繋げるべく村民達は何度も話し合い決断し、年老いたもの達は足手纏いにならぬよう故郷を離れず守る、行くも残るも話し合いを重ねた故に現在も暖かな交流が続いています。

ライフラインが途絶えており、一刻も早く復旧することを心より願う一方、今のうちに様々な知識や経験を学ぶのも大事です。

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