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雲海

人が霧に神秘や幻想に満ちた情緒を感じるのは、視界を遮られたことに不安や孤立を感じながらも、霧の中に見えない何かを感じたり、無意識のうちに想起している世界があるからのようです。

霧は、移ろいやすく、いつの間にか淡くなって消えていく儚いもの、遠からず視界も開けるという予感の中で、霧の向こうに展開するかもしれない景観をいろいろと想像するのです。

時に深い霧が立ち込め目の前の不安などに苛まれることもあります、どんなに濃い霧であっても、いつかは晴れるものです。

「五里霧中」の時もあると受け入れる心の余裕を持ち、未だ見ぬ新たな世界を前向きに思い描いて、いずれは不安も「雲散霧消」すると信じて、先を目指して一歩一歩を進めていきたいものです。

大きな手術に立ち向かわれた女性、大事なきことをひたすらに願う、あなたの軽やかなお声を聞かせていただく日を楽しみにいたしております。

 

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