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気配

夜の境内を歩き、のぼりを一本づつ観る、足がふっと止まり名前を確認、明朝のお勤めの際にお祈り。

いつも何某のお寺へそっと支えてくださる方、急に気掛かりになり事務方へ電話を繋げてもらう、骨折したり病に臥せっておられ落ち込まれていたりされている、今日も一人暮らしの高齢者さんへ電話をすると病院のベットにおられた。

一週間前くらいでしょうか、三人の癌患者がでると独り言のように呟く、ひとり・ふたり・さんにん目。

不思議なくらい電話のタイミングが合わない、そんな時も多々ありご縁は御本尊様任せきっと理由があるのでしょう。

関東まで広がりつつある熊の被害、家の中に閉じこもってばかりいられない日常、結界が無くなる恐ろしさに気づきはじめ、情報交換としての近隣のコミニュケーションも大切です。

一株から咲いたタンポポ、花が咲き種となり、風に乗るチャンスを待ちそれぞれが着地する場所も条件も異なる、肥沃な土地とは限らず濁流に飲まれるかもしれません、それでも信じ身を委ね受け入れ懸命に生きる。

太平洋側の地震が増え、くれぐれにも留意しておきましょう。

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