お札
初めて業厄払いを申し込まれ、お祀りの仕方・福銭・ハンカチをどのようにすればよい分からないと、仰られる方々居られるようです。
御自身の吉方位(著書マントラ方位)でお調べいただき、書店になければお寺へ問い合わせてみてください。
その方位へ棚などの上に安置していただければよいかと、福銭は前年度にて良縁をお授かりされた方々より、良縁の御縁を皆さんへ繋ぐべき縁としてお手元に届いたものです。
財布やカバン、その他のところでもよく、お礼返しとして倍、何倍でも構わないのですがお賽銭とされる方もおられます。
そのままずっと持ち続けても構いません。
ハンカチが不必要でしたら、お手数ですが戻していただければこちらでお焚き上げいたします、ご安心ください。
人生はままならぬ事が多いものです、そのままならない所が肝要なのではないかと。
生きたくても生きられない人もおられる、死にたいという人もいる、生きたいのに死にたいという人も、人間というのは不思議だ。。。
死んだら楽になれると思う決めつけ、苦しんでいるという決めつけ、何にも残らないという決めつけ、自分が役立たずと決めつける、いったい誰が決めるのだろう。。。
自分の寿命に期限をつける….、その人なりの目標ならそれに対しなんの答えようもない、他人の意見を聞き入れないということですから。
私は、ただ今を懸命に生き生かされる、痛い目にも辛い目にも、恨みさえ覚えたこともある、しかし、どれもこれも今の私を育んできた元であり、その中でたかだか百年少しの寿命に死ぬなど焦ることはない、仏様のように生きられるよう日々精進のみ。
お寺の御本尊様は「不動明王」、御本尊様へ生涯の誓願をたて、今までもこれからも変わらなく守り生かされる、「不動心」です。
取り巻く環境が変わっても、思うように行かない事が多くても、病にぶつかっても、自分が御本尊様へ立てた誓願は変わりません、辛いことばかりでもなく守り続けていくと先日のように25年目にしてひとつの願いが叶ったこともあり、それがずっと続くという保証は何もありません。
相手がある事ですから、束縛も拘束もすることもなく、自利自他心で同じ方向を求めていく事ができればと願うのみ、この世というところはそんなところです。
コメント ( 2 )
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住職様、初めまして。いつも拝見しております。この投稿、今の私に向けられているような気がして、たまらずコメントしました。私の考えが間違いなんだと気づかされました。すっかりマイナス体質の私に良薬、間違った考えを改め、前を向いて進みます。ありがとうございます。
明日があるささん 気づいてくださいましたか、お互いに精進してまいりましょうね。焦らずゆっくり今の1日を味わいながら、一歩前進です。