乳ガン
お彼岸のお申込みと同時に、お供物へ添えられたお手紙を拝見させていただいております。
昨年の秋、奥様が「乳ガン」と宣告され、平癒を願いご自宅近くをあちこちお参りされていたそうです、それでもどうしても真伝へ参りたく来ましたとご参詣されたのです。
その際「人形」と風ぐるまの話を事務方に聞き、奥様の身体を拭い28日の不動護摩供にてお焚き上げすること半年、昨日のお手紙に体調も落ち着き病院で検査したところ、癌が消えていたとのこと御本尊様へご報告させていただきました。
また、竹華灯籠まつりへ毎年竹を奉納してくださっている通称「竹バカ爺さん」ご本人がそう申しております、胃ガンを患い手術後にご縁が生まれ、徳行のお話をしました。
しかし、数年後に肺へ転移しステージ4という厳しい結果、ご本人やご家族の落胆は計り知れず、入院先の窓から見える空へ向かい「まだ、やりたいこともあるし。。。」その呟きを御本尊様が聞き届けてくれたかのように、身体に合う薬と出会いお人柄から多くの竹仲間が悲鳴を上げている命へ応援メッセージを送り届けておられました。
爺さんには大きな夢がある「日本の竹林を綺麗にしたい」しかし、夢を現実にするためには費用も必要、竹談義・竹の話・竹の再利用・農業資材活用・燃料作りへと各分野の専門家達と考えてくれています。
もう、来年は来られないかもしれない….舞台挨拶もやっと、息がしづらくそれでも竹華だけは見届けたい、入院前日にも関わらず徳行を積まれたのです。
それがなんとまぁ、トラックに乗って竹の伐採や加工をするまでに復活、お休みには奥様を横に乗せ長距離ドライブを楽しまれる日々、お寺の為になるのならばと今でもお力添えくださいます。
昨年の夏、工場の横を通ったとき一人で工場を返すため片付けていました、それから私も一緒に手伝わせていただきました。
その後入院をすると多分二度と帰れないと思ったのでしょうね、留守の間に「形見分け」といって特殊な梯子を置いていかれたそうです。
お地蔵様が大好きな爺さん、初孫が生まれるときも拝んでいました、その時も拝んでおられたそうな、爺さんが言うには「お地蔵さんの枕と妙見菩薩さんのお札がお守り」シワシワになったお札の写真をベットから送ってきました。
早速、妙見菩薩さんのご縁日に新しいお札を届け、なんと驚くほどぴんしゃん♪毎日が楽しいといってくれる、ありがたいことです。
またまた、久しぶりにブログを見てくれた女性、24日でガンの手術から一年が来る、ビクビクして生きるより楽しく今を生きる、ご参詣に来てくれました。
東日本大震災のとき何かできないか、考えていたとき手縫いのお洒落なマフラーをたくさん作ってくださり、今でも嬉しかったと喜んでくださる方もおられます、このとき彼女は陰徳を積まれご縁が繋がっていたのですね。
お茶とお菓子、野菜醤油ラーメンを送ってくださり、御本尊様へご報告と一緒にお供えさせていただきます。
そういえば病のことは分かりませんが、いろいろ不思議なことがあるもんだと思うこの頃。
昨日の白装束を縫いながら、あららの不思議語りがいっぱい。。。お彼岸月もあり、そういうご縁なのでしょうね。
18日の縁側説法のお話は「散華」です。
間に合うか分かりませんが国宝で有名な浄土寺さんより、秀和現阿闍梨へ連絡をいただき蓮の根を頂戴することとなり、阿闍梨さんが18日のお説法が終了するまでに戻られるよう兵庫県へ行かれました。
浄土寺さんの阿弥陀さんとお薬師さんの真ん中にある池の綺麗な蓮の花、お薬師さんをお迎えする年に頂戴する、不思議なご縁、有り難いですね。
18日の縁側説法へご参加の方々へお願い、ご予定がお決まりの方はコメントあるいはご連絡をいただけますと机などの準備がございますので人数をお知らせください。
ばぁーばさん、お煎餅が届きました、今夜から少し冷えるようですのでお身体を暖めていてくださいね。
皆さんが心丈夫で、只今を笑顔で過ごされますことを願います。
今日もいい日やった
コメント ( 4 )
トラックバックは利用できません。
18日の説法、三人参加させて頂きたいので宜しくお願いします。
業厄払い初めての体験でびっくりするくらい帰りは体がスッキリして不思議な体験ができました。おばけのエコバック、やっと迎えに行けます。ありがとうございます。説法楽しみです。
まみさん ご参加承知いたしました。お気をつけて来てくださいね。エコバックが首を長くしてお迎えを待っています。
本日の御説法に1人参加させていただきます。散華についてのお話、楽しみに致しております。当日の連絡になってしまい大変申し訳ございません。よろしくお願い致します。
山田さん お疲れ様でした。ご参加をありがとうございました。