あるがまま
不動会にて、祈願祈祷及び御回向を懇ろにさせていただきました。
昨日も昼食のためにと、お野菜やお漬物、お惣菜を持参してくださり、また、お役に立てればと調味料やあるいは足しにしてくださいとお包みを用意してくださる人もおられ、現在まで何とか細々と続けられており、ありがたいことです。
これがはじまったのは、近隣に食堂もコンビニも無く、お薬を必要とされる方が空腹のまま服用されると体によくないのでは。。。
独り暮らしで食べるご飯は寂しいとの声も多く、役員方々があれこれ工夫をしながら作ってくださっています。
それはそれは短時間、ご参詣の人数も分からない、それはそれは大変なご苦労をされておられます、布施や供物で賄っておりますのでそれが無ければ続けられません。
腰の痛い男性が率先し、役員の手助けされ机を並べたり、女性たちもテーブルを拭いたりお箸を並べたりと助け合い、手がある場合はその時間本堂前の草取りなどをしてくださっている人もおります、ありがたいことですね。
ほとけ様は見てござる、本当です。
自分さえよければ、何かたくらみのある方、業の多い方ほど助け合うこと、気遣うことがない、そういう方に限って無料のものがないか尋ねてくるようですね。
私どものお寺は、すべて信施や寄付で賄われており、タダのものは何ひとつないの、誰かが施してくださったからそこにあるのであり、陰徳そのものなのです。
それは誰のためでも無く、いずれ巡りまわってどこかでお陰さまになるのではないかと、黙って気付いてくださるよう願うのですが….
これがなかなか難しい、時々、雷を落とすことが(笑
毎回ご飯が出るのですか?という質問があったそうな、誰かが説明をしてくれたようです
皆が昼食の準備をしているのに、手伝うそぶりがない
「そこのお若いお二人(とはいえ四十は超えておられる)お客様じゃないのです。お茶碗を並べたり手伝いなさい。」と、ひとつ目の雷。
泊まり掛けて下ごしらえをしてくださり、早朝から準備された昼食…..持ち寄せたお惣菜を気遣いすすめてくださった、その時「お菓子の方がいい」私から離れた席でしたが、よく聞こえるのです。
昼食も済み、皆さんがそれぞれお帰りになり、私も退室しようとしたその時「前田さんが奥へ引っ込むよ」の声とともに「キーホルダーにパワーを注入してください!」もちろん、しっかりとお断りいたしました。
当寺の主人は御本尊様、私如きが勝手にはいそうですかとはいかない、布施行のひとつとして買い求められたのですから、私がその方の布施行へバワー注入何か違うのではと思います。
せっかく積まれた布施行の邪魔をしてはなりません、それこそが御本尊様にお叱りを受けてしまいます。
自室の電気、取り替えたばかりなのに、一本切れてしまいました。
お寺は功徳を積む行場そのもの、横着は言わずされず、ほとけ様と同じ心になれますようお互い精進してまいりましょう!!
只今、修行中。
藪椿
馬酔木
山三つ葉
春は嬉し楽し、成長が早いですね。
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