初不動会
終わりの始まりの話をしました。
改元の年です、人生の中で2回目の改元を経験します。
1989/1/8 平成となり、今回は2019年ザッと簡単に書くとするならば経済の終息へ向かう、この度はこの30年間してきた結果が観えるとき、1999年・2009年も9が付く年でした。
1年10年100年1000年のそれぞれの単位で物事を見てみると、様々なことが分かってきます。
仏様の時間で人の命を換算すれば、瞬きの一瞬だそうです。
建国記念日は2月11日、これは日本神話を元に神武天皇が即位した日、紀元前660年1月1日(旧暦)を明治期新暦にすると2月11日になった訳です。
明治の始まりより僅か151年目、この間、様々な歴史的大きなことがあり、ただ今へ繋がっています。
9の次は10、0は混沌、9は1〜9の中で一番大きい数字、今までの事柄がよくも悪くもひとつの結果として出るわけです。
ご興味のある方は、明治の頃からの出来事を検索してみるのも一考。
さて、今日は火曜日ですが朝から心し、慎重に山を降りなければならないと。
雪は積もらなかったけれど、なんと境内地駐車場がブラックアイスバーンに!!
朝四時半、外は暗く駐車場の出入り口を解放へ、何気無く下ろした足に力が入らず…雪国育ちバランス感覚が残っていました(笑
あわやのところでポールへ手が届きことなきを得ました、おかげ様でございます。
お勤めあと、カレンダーを見れば今月もあと三日、どうしても出かけなければならず阿闍梨お願いし、山ほどの洗濯物を両手に抱え。。。
この時期の山水はシャーベット状ですから、汚れが落ちないのです。
ざっくり下洗いをして町の洗濯機を借り、待ち時間を有効に久々の買い出しへ。
昼に戻るつもりで炊いたご飯、途中お昼に間に合わない旨を伝え、慎重に….
道路を横切ったのか、左から右へどうしたらこんな風に突っ込めるのかという事故、数秒?数分?間一髪!!
車が突っ込んでしまっている、幸い運転手も店の方にも大きな怪我はなさそうなので現場を後にするも、パトカーや救急車が相次ぎ路肩移動待機。
洗濯もすっかり終わり、どなたかがカゴへよけてくれていました、他の使用の方にご迷惑をかけてしまったようです。
フカフカ復活のタオルを畳み、いざ自坊へ….?車が少し横揺れする感じ、もしかしてタイヤの空気バランスが悪いかも、気になりスタンドへ行くことに。
若いお兄さんが風の中、仕事とはいえ耳も手も真っ赤に冷えている、その状態でエァーチェックやはり2パーセン空気圧が減っていたそうです、早めに気づきよかった!
見てくれよりも足元タイヤチェックが大事、外車であろうが新車・中古、大小に関わらず四本のタイヤの上に命を載せているのですものね。
笑顔を絶やさず作業してくださる、自販機を見つけたのであったかいお茶をお礼とさせていただいた、エァーチェックは無料です。
無料が当然ではなく、私は思うのです。
それが家族だったら、冷たく吹きすさぶ風の中に立ち尽くす我が子であったなら….
誰でも寒い時は寒く、暑い時は暑いのです、当たり前ではないことへの感謝をさせていただいた。
ドライバーのスタッフが「住職、とても喜んでいましたよ」の笑顔、いやいや本当に嬉しいのは私自身なのです、そのまま帰ったらきっと心配でならないかしれない、ほんの少しであったまってくれたら…自分の不安がなくなるのですから。
自坊に戻ってホッとする間も無く、山積している事柄の三つの進捗とお礼メールや連絡に追われる、考えれば朝食・昼食抜き水分補給のお茶も車内へ置き忘れていた。
炊飯器の蓋を開けたら、ご飯が手付かず残っていた、寺内も昼食をしなかったのかと。。。
今日は嬉しいこと・ドキッとしたこと・寂しいことが多い「多忙」な一日でした、これから晩ご飯というより夜食となりますが、本日いただいた赤いお漬物を食べひとりにっこり、今日もいい日やった♪
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。