ICUからの電話
脳梗塞で緊急入院され、会いたくて…..お寺へ来たくて…..
84歳の気丈なご婦人が涙ながらに意を決して、いけないことは知りつつICUから電話を掛けてこられ、先ほど受け取りました。
真伝不動が大好きだといつも仰られ「早く泊まれるように建物をたててちょうだい、私が一番の宿泊をするわ。ここに住みたいわ、それが私の願いよ。」微笑みながらいつも手を合わせられています。
先日も十二日に「約束」の蓮台が建立される場所へ立ち「そう、ここから見る景色が一番ね、本当の居場所がやっと見つかったわ。お不動様が私の実家ですもの、これで大安心ですね。」にっこり素敵な笑顔でした。
「電話はいけないけれど、しゃべられなくなる前に声が聞きたかったの、今日やっとね車椅子に乗れるようになったけれど、もう行けないかもしれないけれど、ありがとうございました。必ずお寺へ帰りますから、待っていてね。」短いけれど、部屋が決まったら会いに行くことを約束しました。
決してひとりぼっちじゃありません、お倒れになったときから毎日灯りを供えてくれる人がいることも、祈ってくれる人もたくさんいます。
きっと会いに行きます、そして今年の桜の下で美味しいお茶をいただきましょう!!
あなたの当病平癒を念じております。
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