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変わりめ

2019年の後半に入り、さらに災いの加速がじんわり、他人事でない災害がつづき命を人任せにしてきた時代の終わり。

一方地震大国であることも忘れてはならない、事務方や側近の視線が熱い、近頃の行動が全て防災に関わることが多いからでしょう。

故郷の近くに「新十津川」という地名がある、村が大きな災害に見舞われ、住人のほとんどが北海道へ移住し、生まれ育った故郷を思い名付けられたものだと聞く。

何故、広い河川敷が必要なのか、それだけのことが予測されたから安全のためかと、しかし、自然は人知が予測できないパワーを秘めている。

水は命の源、しかし一面では命を奪う、プラスマイナス表裏一体、風が吹けば鳥は飛ばないように、人も通り過ぎるまで息をひそめるか早めに移動。

この度、河川の決壊で尊い命が人だけではなく、多くの動物達も犠牲になり、心が締め付けられる。

長い期間が必要とされる復興が考えられる、十津川村の人々が取った行動も範疇に入れる変わりめの時かもしれません。

自分の命を守る行動をとってくださいと気象庁が言う、まさしくその通り生き・生かされる、今日の命そのものが奇跡。

年末年始へ向かい大事がないことを願いつつも、疲弊した心は身体も弱らせ、季節の変わり目とくれば細菌感染が広がる。

責める時間があれば、心身ともの生きるすべを学んで欲しいと思うこの頃。

本日は装束を縫う会、あれほど裁縫が苦手だった女性の日に日に上達、別の女性は敷き布団の仕上げ、仕上がった布団の上に寝て気持ち良さそうでした。

拙寺は、現代宗教から一番遠くて、皆さんの側に一番近いのかもしれません(笑

手を伸ばし、採取されまいと逃げたのか….

なんのことは無い、時が至れば自らの子孫が足元に落ちてくる、やがて季節が巡り芽を出すものがいるかもしれない。

しかし、拠り所がなければ横に這うしかない、やがて消えゆくさだめを辿るのか、それは根を張り生きようとするものにしか分からない…

 

 

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